おしゃれ工房You友のクリーニングは日々進化しています(*^▽^*)ノ
最新の羽毛クリーニングについては 2014年01月06日の記事をご覧くださいませ。
~羽毛の臭い取り・羽毛ふっくら加工 http://yuuyuu.hamazo.tv/e5048697.html
※2013年2月2日現在の羽毛処理方法 追記!!
http://yuuyuu.hamazo.tv/e3413806.html
羽毛の臭い取りです
臭い取りのご相談は羽毛だけではなく、新品のウールコートなどでも
すっぱいような臭いがして着られない

など色々なご相談が多数寄せられています。
臭いの相談が増えた背景には

【
臭いに敏感な人が増えてきた】

【
何かしらのすごい臭いがしている服が増えてきた】 という現状がある様です。
そしてその臭いに気が付かず購入する方が多いと言うのは、実際の服を見ることも
触ることもなく購入する方がとても増えてきたからだと思います。
そう^^
ネットで購入する方が多くなってきたと言う事です。ネット上では臭いまでわかりませんから
羽毛製品の場合、安価な金額で購入したから臭いがする、と言うわけではなく、
高額なブランド品を購入しても臭いが強く残っている物も多く・・・
これは過去記事でも紹介してきましたが羽毛を消臭殺菌する時どの基準に従って処理をするかにより、
新品時の臭いの残り方も変わり、日本の基準に従って処理されている物はほぼ無臭になっていると思います。

いつもなら「こんなに汚れて・・・」と紹介する袖口の画像ですが、
今回のこのダウンコートはまだ1回程度しか着ていない
ほぼ新品状態のコートです。
クリーニングに依頼しても臭いが取れない
水洗いしてもらっても臭いが取れない
など、どうして臭いが取れないのか 

今回はお客様からの悲しくも面白い(失礼^^;)エピソードを交えながら
当店が洗っている画像と共に説明させていただきたいと思います♪

「出勤時、吹雪でとても寒かったので臭いのを承知で着ていきましたが、
地下鉄は
満員なのに隣の席が空いていると言う悲しく恥ずかしい状況になりました(T_T)
今朝も非常に寒かったのですがさすがに着て行く勇気がなく・・・
私の新品のダウンコートは自宅で異臭を放っております」
また、ある方は会社のエレベーターに乗っていたら
「あなた、生臭い臭いがするわよ」と同僚に言われましたと・・・
その時のご本人の気持ちを考えたら面白いなんて言ったら失礼なのですが・・・

でもこうしたお客様からのエピソードはとても嬉しく、楽しく読ませて頂いています。
そして、お客様には悲しい思いをしたダウンコートの臭いを取ってお渡しし、
悲しい思い出を楽しく話せる笑話しにして頂きたいと思いながら臭いを取らせて頂いています(^-^")/

新品時でも着用後でも臭いが取れない原因・・・
羽毛製品を水洗いする時に
洗剤がなかなか羽毛まで浸透しない事にあります!!
小さな針の穴が開いてるだけで飛び出してしまう羽毛はプルーフ加工(特殊な目詰め加工)された
生地の袋に包まれ、服の中に入れ縫製されています。
洗剤が浸透しにくいのもこのプルーフ加工がされている袋に包まれた状態で、
さらに高密度で織り込まれたナイロン、ポリエステル等の生地に包まれている物が多いからです。
ドライクリーニングの場合、溶剤は割りと簡単に羽毛まで浸透します。
これはドライ溶剤の粒子が水の粒子の10分1程度に小さく、普通に洗うだけでも羽毛まで浸透するからです。
水洗いをする場合、普通に洗うだけでは羽毛まで洗剤は浸透せず、洗剤に浮いたまま
表面のみを洗う状態になってしまうんです。
続けて2度洗いしても
羽毛の芯までは浸透していない状態で洗いあがるものも多いです。
おしゃれ工房You友では中の羽毛まで綺麗に洗うため、次の画像のように、一点づつ手で空気を抜き、
羽毛の芯まで洗剤、消臭殺菌剤を浸透させてから洗っていきます。
これだけでもかなりの手間がかかります。思っている以上に重労働なんですよ^^;
臭い取りの場合、とにかく服の中に入れられた状態のまま消臭殺菌をしていくしかありません。
手でよく消臭殺菌剤を浸透させ15分~20分程度手で押し洗いをしながら漬け置き洗いをしていきます。
当店が使っている殺菌剤は生地を傷める事無く服を滅菌します。
死滅しにくいとされるノロウィルスでさえ滅菌することができます。
オークションで落札したどんな人が着たかわからない服の殺菌消臭の依頼も多く喜ばれています!
ここまでの工程をしっかりやって洗っているお店はかなり少なく・・・
【水洗い】しているお店であっても、洗い方によっては必ずしも綺麗になるとは限らないのが羽毛製品です。


そして、その作業後、完全に浸透させて
漬け込んでいる画像です
3つの特殊洗い用浴槽で同時に3点漬け置き



+押し洗いを繰り返しながらの消臭殺菌です
羽毛の臭いを取るために色々と調べたのですが、
【羽毛の臭いの多くはドライクリーニングが原因】とも羽毛協会の方にお聞きしました。
【ドライ溶剤は浸透力が良いため、簡単に
羽毛の芯まで浸透しますが、ドライ溶剤が
汚れていると、空洞になっている羽毛の芯の中に
入り込んだドライ溶剤に溶け込んでいた人の皮脂や汚れが残留し、それが原因で悪臭が出る】とのことでした。
もちろん原因はそれだけではなく、着用時の発汗による汗の臭いや体臭などが染み込んだものもあります。
これらの臭いは水洗いをしないと取れませんので羽毛までしっかり洗剤を浸透させて洗わないと臭いは残り蓄積します。
ダウンというからには、水鳥の羽根が中に入れられている訳で、新品時の臭いは
毛皮などと同じように
生臭いような、獣臭いような臭い、独特の臭いが強く残ります。
この臭いを取るためには、
臭いの原因とその処理の仕方、
服に入れられた状態で羽毛を消臭殺菌する方法を知っている事が必要です。
※羽毛はドライクリーニングするのは2~3回が限度で、ドライクリーニングを繰り返すと
羽毛は少しずつ膨らまなくなり最終的にはダメになってしまいます。
当店は臭い取りのご相談の場合、中の羽毛を洗う事を目的とし消臭殺菌していきます。
ただ水洗いするのとは違いますので臭いはほぼ取りきれるか、気にならないレベルまで
軽減する事ができます
今回のお客様からもお礼のメールを頂きました^^

「お願いしておりましたダウンコートが届きました。
箱を開けてコートを出しクンクンと臭いを嗅いでみましたが無臭です!
あのすごかった臭いは何処へ?と言うくらい無臭です。
これで安心して堂々と着られます!友人知人にも宣伝しちゃいます。
また困った時にはよろしくお願いします。 ほんとに、ほんとにありがとうございました。」

とてもとても嬉しいお知らせでした

そして何より、臭いを気にする事無く
着て頂けるようになって本当に良かったです♪
羽毛の臭いも気にならないレベル取る事ができます。
ただ、羽毛は天然の鳥の羽根が入れられていますので
素材その物の臭いまでは取ることはできません。
でも今まで羽毛の臭いのご相談で
「まだ臭いが気になって着られない」と言う物は一着もありません。
この臭いは家庭で水洗いしても干しても取ることはできず、
クリーニングに依頼しても臭いを取るための方法を知らないと
同じ状態で残って帰ってきます。
消臭加工で臭いを取る、と言うお店もあるようですが、
臭いの元をきちんと処理できなければすぐに臭いは出てきます。
当店では羽毛製品は最後に必ず、羽毛が傷まないよう、
羽毛ふっくら加工
で、しっかり膨らむよう加工をさせてもらっています!
羽毛を傷める事無くしっかり洗いパンパンに膨らむのが当店の羽毛クリーニングです^^
臭いが取れないからと諦める前に、ご相談ください!
◆◇◆◇◆◇ 紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の
◇◆◇◆◇◆
◇◆◇◆◇◆ 参考になります様に独断で掲載させて頂いております
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◆◇◆◇◆◇ 掲載に関して不都合な事がございましたら
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◇◆◇◆◇◆ お手数ですが
youyuu@or.tv までご連絡願います
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