スーツ 気泡のような浮き?今回は芯地の縮みによる凹凸
気泡のような浮き?今回の事例は芯地の縮みです。~浮きと縮みでの出方の違い~
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。
遠保の方、地元のお客様からと続けて「気泡のような「ウキ」が直るか?というご相談がありました。
続けてあったご相談は最初気泡のような浮きが凹凸と出てしまった、というご相談ですが・・・
実際に拝見するとウキではなく芯地の縮みによる凹凸がほとんどでした。
見分けは難しいかもしれませんが、購入して5年以内程度ならウキではなく芯地の縮みの可能性のほうが高いかな。
ただし、凹凸が出てしまうと凹凸の先端に負荷がかかるため先端のみ剥がれて早くウキが出てしまう可能性があります。
同じクリーニング店にすべてスーツ出しているのにこのスーツだけ、同じブランドのスーツ何にこのスーツだけ・・・という感じのご相談も多く、ほとんどが高額なスーツばかりです。
傾向的には高額なスーツに多いのですが、デリケートな表生地が縮むのではなく芯が縮む・・・
目に見えない部分だから購入したお客様にもわからなければ販売している側も指定通りに洗って芯地が縮むなんて思ってもいないんじゃないかな。
私たちクリーニング店は服の品質はこういった作られ方で見分けたりしますが、わかるのは実際に洗って仕上げているクリーニング店だけです。
気泡のような浮き?今回の事例は芯地の縮みです。~浮きと縮みでの出方の違い~
目次
◆浮きと波打つような凹凸の違い
◆今回は芯地の縮みによる凹凸
-服は着た時の形がデザインされています
-ほとんどのスーツが型崩れしています
◆芯地の縮みによる型崩れ まとめ
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