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おしゃれ工房you友(ゆうゆう) 大友眞吾です。
12月1日から服に付けられている洗濯表示が変わります!
この洗濯表示はこのブログでも何度かお伝えしていますが、服の
保証書の役割をしています。
洗濯って水の質の違いや洗濯習慣など、各国それぞれ違いますので、今までは日本の洗濯習慣に合うよう、日本独自でテストし洗い指定を付けるよう法律基準に則って付けられていました。
日本独自のJIS規格、国際標準化機構のISO規格と別れていたんです。
なので上画像のように、日本と外国では指定が違っていることもあり、戸惑う方もいらっしゃったと思います。
それが12月1日から規格が統一され
新JISに変わります。
おそらく来年の春、夏服辺りからお目見えすることになるんじゃないかなぁ。
私的には世界一厳しい基準を設けていると言われていたJIS規格でも不具合は起きているのに、気候も環境も明らかに違う国と統合ってできるのかなぁって思ったり思わなかったり・・・
まぁ、個人的な意見は置いといて・・・
今までJISは
22種類の記号で記されていましたが新JISでは
41種類に増えています。
その分今までより細かな方法が記されることになります。
このブログで書かなくても他から情報はたくさん出てるからいいかなぁ・・・とか(汗)
で!「クリーニング王子」こと、中村祐一君がわかりやすく解説をしてくれていましたのでご紹介!!
新・洗濯表示の解読方法完全マニュアル
クリックして見てください!おぼえられな~い!って私のような方はブックマークして困ったときに見てください!!
今までのJIS表示と新JIS表示は消費者庁のHPに載っていましたので貼っておきますね。
【2016年12月からの新しい表示 消費者庁】
新しい表示を見て気になったことを2つ・・・
下の画像は漂白剤の使用指定になりますが、左側が今までのJISマーク、右側小さいのが新JISマーク。
今まではエンソサラシと書かれていたので一目でわかりましたね。ただし、酸素系漂白剤の指定はありませんでした。
右側、
新JISは三角形のマークに変わり、ただの三角形は塩素系漂白も酸素系漂白もできる、
斜め線2本入っているのは塩素系漂白はできない、酸素系漂白はできる、
✖はどちらの漂白もできない、というマークになります。
今まででも塩素系漂白剤での事故は年々増えてきています。
新JISではエンソサラシの文字はなくマークの意味を覚えておかないとわかりませんので、家庭でよく洗われる方は要注意です。
このマークは乾燥機使用の際の指定です。
左、点が二つのマークは乾燥機出口の温度(排気温度)が80℃以下、
真ん中、点が一つのマークは乾燥機出口の温度(排気温度)が60℃以下、
✖は乾燥機使用不可。
家庭用乾燥機を使ったことがないので設定がどうなっているのかわかりませんが、おそらくいろいろだと思います。
このマークの温度指定、出口温度というところが大切な部分で、業務用乾燥機は細かな指定ができ、入り口温度と出口温度を設定します。
例えば入り口温度が80℃の場合、乾燥機内に入るときの温度が80℃ということで、服を乾燥させる際に温度は下がります。なので入り口温度が80℃の場合、出口温度は70℃~60℃位までは下がると思います。
出口温度が80℃、60℃ってことはドラム内の温度は設定温度以上に高温となっています。
逆に入り口温度が80℃、60℃になっているとドラム内温度は設定温度より下がり、出口(排気)温度は入り口温度と比べ20℃程度は低くなると思いますので、乾燥も遅くなります。
入り口、出口設定なのかどうかは説明書なりメーカー元へ確認をしてください。
ただ、乾燥機で一番縮みが出る原因は過乾燥。乾燥仕切る瞬間温度が高いと縮みが出やすいんです。
この辺りは難しいのですが、縮みやすいなと思う服は乾燥仕切る前に出して干し自然乾燥する、
全乾燥させる場合は時間がかかりますが低い温度で乾燥させたほうが無難だと思います。
入り口と出口の違いなんて理解している方少ないかな?と思い補足説明をさせて頂きましたので参考にしてください^^