革ショートブーツクリーニング代金参考価格（2015年10月現在・税抜き）
ショートブーツクリーニング 4800円～
（画像のブーツは6000円）
消臭殺菌 ＋1500円～
（ニオイ除去、殺菌ご希望の場合）
染色 クリーニング代金の＋50％～100％
革の厚さ、表面仕上げ方法、長さなどにより金額が変わります。
厚い皮革の場合、消臭殺菌後に殺菌洗いをして行きますがニオイ多少残ってしまう場合もあります。
おしゃれ工房You友（ゆうゆう） 大友眞吾です。
今年は暑い夏の時期に雨が多く高温多湿の日々が続いたため、皮革製品に生えてしまったカビのご相談がとても多いです。
ブルゾンやコートも多数お受けしているのですが、特に多いのはやはり靴・ブーツです。
服でも皮革でも依頼するお店により工程も方法も違います。
お客様からお受けし、専門店へ外注依頼するお店もあります。
当店は素材の違い、銀面、ヌバック、スエードなどや表面仕上げ方法の違い、ピグメント仕上げアニリン、セミアニリン、染料仕上げ、
状態により水洗い、ウェットクリーニング、ドライクリーニング、殺菌消臭加工、殺菌洗い、オゾン消臭、シミ抜き、
色もワックス仕上げ、カラーワックス仕上げ、部分染色から染め直し、染め替えまで
いろんなお店で手がけているほぼ全工程を自社工場でやっています。
クリーニング店が外注依頼する専門店でできないと言われた物もお受けし当店で洗い仕上げてもいます＾＾
今回はかなりカビが生えてしまったブーツです。
当店を知ってご相談に来られるお客様から、こんな状態になってしまった皮革製品は諦めて捨てちゃったってよくお聞きしているんです。服の場合だと見た目のカビが取れてもニオイがすごくて着られないなどなど・・・
革は生地と比べるとかなり厚いので完全に取りきれない事もありますが、
水洗い、ニオイ分解（酸化殺菌処理）をしていくことでかなり取る事ができます。
水洗いせず消臭加工、オゾンガス処理のみをされてもニオイはすぐに復活してきます。
ニオイのもとを除去するところから始めないとニオイ除去は出来ないんです。
という事で、ブーツクリーニング、カビ取りです。
今回はクリーニングのみでカビを綺麗に除去しています＾＾
最近は、オークションで落札、リサイクルショップで購入した物のご依頼があり、
誰が使ったかわからないから使う前に洗いたいとの事。
潔癖症？の方も増えてきたのか、殺菌までして欲しいってご相談も多くなっています。
カビがひどく生えてしまった場合も気持ち悪いから殺菌して欲しいって方もいらっしゃいます。
カビ菌自体は水洗いで洗い流すことで洗い流れますので気にされない方は問題ないと思います。
ニオイに関しては、強く出ているものは殺菌消臭、殺菌洗いとやっていくことでかなり取る事ができます。
このブーツもクリーニング代金内でカビ除去まで出来ています。
カビがひどく生えてしまった靴・ブーツは消臭殺菌洗いをしています。
クリーニング溶液に殺菌剤を入れ洗い、最後に油分と皮革柔軟剤に抗菌剤を入れ乾燥後に仕上げていきます。
消臭殺菌＋1000円～は、クリーニング前段階でノロウィルスでも殺菌できる酸化剤を使い、
殺菌、ニオイ分解処理をしたあと、洗っていきます。
＋1000円～でお受けしたモノは、乾燥後に確認をして取れが悪ければもう一度殺菌処理、殺菌洗いとやっていきます。
最後に、カビがひどく生えてしまった皮革製品の主なご説明こんな感じになります。
カビは革そのものを栄養素として繁殖します。だから革製品が真っ先にカビに食われるんです。
カビが生え時間が経ったり繁殖が進んでいくと革も食われるため、目に見えた白カビは取れても食われた跡が残ります。表面が食われ凹凸ができ、質感の変化が残ってしまいます。
このカビに食われた跡は例え染色をしても表面変化なので残ってしまいます。モノによっては直すことも可能な場合もあります。
ニオイは厚さと程度により、綺麗に取れるもの、残ってしまうものとあります。
嗅覚はかなり個人差が差があるため、１００％取りきれますと言うお答えはできません。
おしゃれ工房You友（ゆうゆう） 大友眞吾です。
このブーツもクリーニング代金内でカビ除去まで出来ています。
