ロエベ スエードバックしみ抜き~シミの状態からどんなシミが付いたのかを考察~
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友眞吾です。
良さげなお店を探して依頼しても本当に取れるのかどうか心配。
誰もが思われると思います。
取れなくても代金がかかるのはおかしい、などの声もよくお聞きしますが・・・・
取れる取れないは結果論で、改善するために手をかけている以上、代金がかかるのは仕方がない事です。
車の調子が悪い、体調が悪い、とスキルを持った専門家に手間をかけ診てもらう以上は対価として代金が発生するのは当然の事。
結果的に直らないものもあれば治せない事もありますがこれに対して代金が発生するのはおかしい、と言われるのはクリーニング店だけじゃないかな・・・
仕事内容に対してそれだけ信用されていないって事になるのかと思います。
しみ抜きで依頼したけど落ちなかったというご相談は毎日あります。
他店で取れなかったと当店に持ってこられたシミがその場しみ抜きで取れてしまうのはよくある事なんです。
その場で取るクイックしみ抜きは1か所500円。
すでに当店の染み抜き代金以上のクリーニング代金+染み抜き代金をかけて依頼しているからお客様もビックリされます。
染み抜き代金がかかっていなくても500円以上のクリーニング代金はかかっていると思います。
取れないなら着られないからと自分で洗ったら綺麗になったって経験ある方も多いかと思います。
信用が無くなる原因ですね。
だから当店の場合は成功報酬としてしみ抜きをやっています。
復元洗いも同じく、結果が伴わない仕事は代金を貰わない。
「代金を頂きたければ結果を出すしかない!!」と思いやってきています。
だから、シミの状態を見ると手付けた、手付けていない、何が付いたんだろ?など画像を見るだけでもおおよその事は予測ができるようになっています。
今回は革バックですが15年ほど前では、革に染み込んだ汚れやシミは取ることができない、というのが皮革業界の常識と言われていました。
繊維の洗いとしみ抜きのスキルを持ったクリーニング店が革を扱うようになったことで皮革業界の常識と言われたことが革新され新しい技術として誕生してきたんです。
革に染み込んだ油シミは取ることができないと受講したセミナー時に言われていましたが、油シミなら取れるだろ、取っていったのがクリーニング店だったんです。
さから、革専門店より革も取り扱うクリーニング店のほうがしみ抜きは上手かったりするんです。
シミの状態からいろんなことがわかります。
取るのかどうかある程度の予測もできるのもクリーニング店だからです^^
ロエベ スエードバックしみ抜き~シミの状態からどんなシミが付いたのかを考察~
目次
◆シミの状態を見て何が付いているかを予測
-分離するシミ
◆もう一つの違うシミ
-シミを取りたい場合は何もしないことがベスト
◆ロエベ スエードバックしみ抜き まとめ