【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

カシミヤカーディガン染め変え~人工皮革つきカーディガンを染め変え~

カシミヤカーディガン染め変え~人工皮革つきカーディガンを染め変え~染め変え代金 参考価格 2015年3月現在(税抜き)

ウールニット製品                  8500円~
カシミヤ・アルパカなど高級獣毛品       12000円~

綿麻ニット製品                    8500円~
(重量、デザインにより金額が変わります)

ブランド品・インポートブランド品は+50%~100%が目安

シミ、変色が酷くて着られないの物を染め変えをお考えの場合、綺麗になればそのままでとご希望される方は、復元洗いを試し綺麗にできた場合はその段階でお渡しできます。(復元洗い代金)

色の退色等が激しい場合、そのまま染めることもできますが、その場合は最初のお見積り(染色代)を上限とさせて頂きます。

真っ黒染めコース 700gまで(綿のみ)    4000円
(500gを超えた場合10gに付き+80円)
色抜きする場合                  +1000円~



おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

今回はミラ・ショーン カシミヤセーターの染め変えですが、合成皮革が使われています。
色々と話題の多い合成皮革や人工皮革ですが・・・

これはエクセーヌかな?似たような素材でも作るメーカーが違うと名称も変わります。
合成皮革と人工皮革は違いに明確な定義がないのか・・・

例えばエクセーヌにしても合成皮革と書かれていたり人工皮革と書かれていたりします。
私の捉え方的には、合成皮革は合皮とも呼ばれ、革を合わせると書かれている通り、基布(下地)に革に似た物を貼り付けたりした2重構造のようになっている物、人工皮革とは革と同じような構造(繊維構造)になっているもの、と考えています。

違いは切って断面を見ると、合皮は下地の上に革に似た物が貼り付いており2重構造が見てわかります。
人工皮革は革の繊維が絡みあったような構造によく似ており2重構造になっていません。

人工皮革や合成皮革は3~5年程度で劣化するもの、と言われていますが、全てがそうではないんです。
例えばソファーでも本革より高額なものもあり、革よりも丈夫で手入れも簡単といったものもあるんですね。

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で、今回はこの人工皮革が付いたカシミヤカーディガンを染めたいとのこご相談なんですが、
お受けしたのはおそらく大丈夫かな?って思えたからです。

でも、染めは高温で煮込むため100%大丈夫とは言えませんので、リスクなどのご説明をさせて頂いております。
これが合皮だった場合、確実にダメになるでしょう。お受けするとしたら最初に外してから染めて行くことになります。

もし、人工皮革部分がダメになった場合、取り外してバイヤステープなどで修復できますが実費がかかりますともご説明。
予測としては人工皮革部分は熱による耐久度は高いはずだからおそらく大丈夫、でも多分染まらない。

ミラショーンマークの刺繍はシルク糸で刺繍されていない限り染まらない、でも多少は色が入る可能性あり。
ファスナーも経験上ほぼ大丈夫だけど水色系のまま残ります。

他のお店などご相談をされたことがある方、実際に染めてことがある方は縮む事を心配されますが、元通りのサイズまで修復できる技術は持っていますので、ニット製品はウールでもカシミヤでも縮みの心配は無用です^^

という事で、ミラ・ショーン、人工皮革付きカシミヤカーディガン、黒へ染め変えです^^



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袖口、エリ、ファスナー部分など、色目が少し違って見えていた部分も均一な色合いで綺麗に染まりました^^
ミラショーンのロゴ刺繍は良く見ると周りに色が滲んでいるような感じに見えますね。

これは滲んでいるのではなく、糸の縫い目から下のカシミヤが出てきていた部分。
同色の時は見えなくても、色が変わるため見えてしまった状態です。

画像ではロゴが白く見えますが色は水色のまま。
全体が黒になったため、画像に撮ると補正がかかり白く写ってしまうんです。

人工皮革部分も染まらずそのまま。
色の違いは刺繍ロゴと同じく補正のためで、現物は水色のままです。

ファズナーも破損すること無く染めあがりました。

このカシミヤカーディガンも85℃~90℃くらいの温度を掛け30分以上ずっとかき回しながら煮込んで染めていきます。
縮み変形は染める前にサイズを測り型崩れも修復しながら本のサイズに直していきます。

高温で煮込みますので熱により加工剤や油分は抜けてしまいます。

例えば焼肉とかやった後のフライパンやカレーと作った鍋など油が固まって落ちにくいけど、
もう一度火を入れて熱したり熱湯をかけると油が溶け簡単に洗い流せるようになりますよね。

カシミヤもウールも動物の毛ですので元々油分をもっていますから抜けてしまうとパサパサになり風合いもなくなります。
なので、当店ではカシミヤを染める場合、油分が抜け切らないよう、入れながら染めるという独自の方法で染めています。

染め上がった後はより色が定着するよう色止め(フィックス処理)をしたあと、ミンクオイル、コラーゲン、保湿成分、カシミヤ加工剤を使いより風合いが良くなるように加工をしていきます。

染めのご相談には、この状態では着ることができないから、と言う物も結構あったりします。
綿、麻製品で水洗い不可と表示されている白い服などはどのお店に依頼しても改善できないというものでも復元洗いをすることでほとんどの服は真っ白にすることができます。

水洗いできない服を水洗いして色を綺麗に戻す、あるいは白など酸化漂白までしていくのがよく見かける復元洗い、復元加工と言われるものですが、当店はこれだけではないんです。

シミや変色を取るために酸化処理、ウールやシルクなど空気中の酸素が繊維に結合して黄ばんでしまう素材は結合を外して黄ばみを取る処理(還元)までやっていきます。

この還元処理は少し強い処理をすると服の色まで抜けてしまう作業のため、この処理までやるお店はとても少ないです。
そして白くなってもなんとなくくすんだ感じが残る場合は純白加工までやっていくのが当店の復元洗いです^^

カシミヤ製品でも、復元洗い、シミ抜きとやっていくことで元の色のまま着られるようにできるものもあり、そんな場合は復元洗いから始めて、ダメなようなら染めという手順で進めていきます。

シミがあると染まり具合が変わってしまうため、復元洗いから始めていきますので、その段階で綺麗にできたものは仕上げてお渡しさせて頂いております。

なので、例えばカシミヤセーター染め代金12000円とお見積りした場合、復元洗い代金+染め代金ではなく、染め代金を上限としてやらせて頂いております^^



      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 



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