ブランド物のシャツです。
ブランドは確かトミーフィルガーだと思いましたが・・・
最近記憶する部分が稼動停止状態なもので・・・(^^;
何が付いたんでしょ?
クリーニングにシミ抜き依頼して取れずに返ってきたとの事で、
クリーニングタグがついたままでした。
そこには虫の糞と書かれてまして・・・
フンが付いたのか・・・ふ~ん・・・・M(_ _)M
仕上げを見る限り普通のYシャツクリーニング。
Yシャツクリーニングってかなり強い洗剤で洗い、漂白剤も入ってます。
フンなら取れそうな気もしますが・・・取れなかったんだ・・・フ~ン・・・M(_ _)MM(_ _)M
問題は(別に問題でもないですが・・・)白地だけでなく点線の色部分にシミがかかってる事。
青と言うのが問題で、青と言う色は酸素系漂白剤の過酸化水素で色がよく抜けるんです。
シミ抜きを得意とするお店なら特に問題でもないんですが・・・。
それより、こういった色が入ってるシャツってYシャツで出すと・・・
あ、ちなみにシミは取れます^^
洗いなしでシミ抜きのみだったので今回は700円。
色柄にかかったシミの部分漂白なのでこの金額です。
Yシャツってどんな洗い方をするか知ってますかぁ・・・?
金額が安価な分、通常はシミ抜きするとか手をかける事はほとんどありません。
シミ抜き依頼された時はもちろんシミ抜きしますが、
それもシミ抜きをするお店だけ。
シミ抜きをしてないお店に汚れが落ちてない、
シミが取れてないと持って行き、
再洗いで受けてもらったとしてもほとんどがそのまま帰ってくるでしょう。
経験ある人かなり多いのでは?
Yシャツは通常どんなお店でもエリ、袖口の頑固な汚れも、
手をかけず洗いだけで落とす方法で洗っていきます。
そのため、かなり強力な洗剤で洗い、漂白剤も入れ、さらに温度もかけて洗います。
この時温度が高すぎると縮んだり変形したりするわけです。
エリの芯地が縮むのもこれが一番の原因。
基本的にYシャツ洗いは真っ白のシャツを洗う事を前提に考えて洗っています。
そこへ色柄があったり、今回のように色の縦シマが入ってると・・・
色がすぐに剥げてしまうのです。
他のシャツへ色移りしそうなシャツはさすがに別に洗っていくでしょうが、
さほど問題ないものは一緒に洗われてしまっています。
同じシャツでしょって思われがちですが、同じでいいと言われれば同じ扱いになりますが、
分けているお店では洗いの工程が変わってきます。
色が褪せないような洗い方をしているはずです。
ブランド品やオーダーシャツなどは普段仕事で着てる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ほとんどの方はよそ行き用だったり大切な時用だったりしますよね。
大切に着てるシャツってそんなに汚れがひどくない物が多いんです。
普通に洗うだけでは汚れが落ちない部分のみをシミ抜きで綺麗にして洗えば、
強い洗剤で機械力をガンガンかけて洗う必要はないのです。
ソフトな洗いで綺麗にできれば色褪せや生地の痛みも少なく長持ちするんです。
どんな服でも長く綺麗に着るための洗い方って考え方は同じです。
手をかける分、Yシャツのような金額ではできなくなりますが、
その分長持ちしてくれます。
どちらを選択するかはお客さま次第です。
いい物を長く綺麗に着たいって方が増えてきてます。
どういう洗われ方をしてるのかを知っておく事も大切だと思います^^