【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

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脇の汗シミ 変色取り

綿ブラウス 脇の汗しみ綿ブラウス 脇の汗しみ綿ブラウス 脇の汗しみ

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 店主 大友 眞吾です。

かなり?暑さも和らいできました。
朝晩は少し小寒ったい日もあり、薄いジャケットやカーディガンなど重ね着される方もいらっしゃると思います。

真夏の暑い日は服を洗う時に汗を落とさなきゃ、って意識が汗に集中するのですが、今の時期に羽織る服は意識が薄くなるせいか、汗による変色などが出てしまうケースはよくあります。

しっとり汗ばむ程度の汗って少し除湿された空間に入るとさらっとするため、汗をかいたって思わないですよね。
私なんか・・・夏場に大汗かいてびっしょり濡れ・・・仕事が終わりTシャツも乾いた状態でエアコンの効いた部屋に入ってさらっとすると・・・

「シャワー浴びなくても平気じゃん!」(きったねぇ・・・)なんて思ったり思わなかったり・・・(滝汗)

でも、家族が近づき 「汗くせぇ・・・きたねぇなぁ・・・早く風呂は入れ!」とケツを叩かれ渋々入浴・・・

いやぁ・・・やっぱり汗を洗い流すとさっぱり感が違うなぁ!って・・・いや・・・毎日汗流してますよ・・・ホントホント・・・

っと・・・人間失格な一面をさらけ出してしまっておりますが・・・

肌に直接触れるように着る服って少しの汗も吸収(吸い取る)しています。
僅かな汗を吸収し、また吸収と繰り返すことで汗の成分は蓄積し、何度も繰り返すことで大量に汗を書いた時と同じような状態になっていきます。

当店の場合、ずっと利用してくださるお客様の服ってドライクリーニングと水洗いを状態に応じて洗い分けていきます。
よく、汗をかいたら水洗いを指定してって私もブログで書いていますが・・・

服の手入れを当店へずっとお任せくださるお客様ってドライクリーニングがどうのこうの、シミはつくとどうのこうの・・・
なんて事はほとんど知らないと思います。

お客様は汗びっしょり書いちゃった、どっかにし見つけたと思う、これもうしまうから、程度のことは言われますが、
前回どう洗ったか、状態と時期を見て勝手にと言うか判断して洗っていきます。

気に入ってずっとご利用して頂けるお客様の服って5年先、10年先でも愛用頂ける内中、ご依頼されます。
同じ服が何度も依頼されますので例えば今回の画像のように汗シミが出てしまったりして着られなくならないようなお手入れをさせて戴く必要があるんです。

でも、これらの作業はすべて当店におまかせ状態になっていますのでご期待に添えるよう考えてお手入れをさせて頂いております。

でも、初めてのお客様、シミや不具合が出てしまった場合のみご依頼頂くお客様の場合、それまでにどんなお手入れをされていたのか、何が気になってご依頼されたのかもわかりませんので、してほしい仕事を店頭でお聞きしたり、宅配でご利用のお客様には依頼書に仕事のご依頼内容を書いて下さい、とお伝えしています。

当店は特殊品専門店ではなく、クリーニング店です。
また今日も普通のクリーニングはしてくれるの?とお客様から聞かれましたぁ・・・

今回は変色取りなので、まだまだ取れなくて困っている方が多く特殊シミ抜きの一つになるかもしれませんが・・・
ブラウスの脇の汗シミ取りです^^




綿ブラウス 脇の汗しみ シミ抜き後綿ブラウス 脇の汗しみ シミ抜き後綿ブラウス 脇の汗しみ シミ抜き後

肉眼でははっきりと黄変が見えるのですがモニターの関係で見えにくいかも・・・
こうした脇の汗の変色のご相談っってとても多いのですが、汗をしっかり落としていくことで防ぐことが出来ます。

最近、少し気になっている事があります。
それは「Wウォッシュ」と書かれているクリーニング方法。

以前もブログでドライクリーニングによる汗取りドライでは汗は取りきれないと書いたことがありますが・・・

W=ドライクリーニングと水洗いの2度洗いと私も考えていましたが最近の広告で ん?っと思うものを見かけました。

「皮脂など油性の汚れと汗など水溶性の汚れを同時に落とす Wウォッシュ!」

同時にって・・・汗取りドライじゃん・・・

まぁ・・・油性と水性で「W」は間違いじゃないですが・・・

もちろん、Wウォッシュをドライクリーニングと水洗いをすると言うことで使っているお店もありますので、
その辺りはご依頼する時に確認をしてみてくださいね。

ドライクリーニングで汗も落とすと言うのは、通常のドライクリーニングより水溶性の汚れを落とせますと言うことです。
何もしないより水溶性の汚れを落とす事はできると思いますが、これで汗による変色まで防げるかどうかは疑問です。

ただ、汗取りクリーニングに依頼したけど衿や脇の変色が出てしまったというご相談はかなり多く受けています。

変色って出てから取るのは大変。出ないよう予防するほうが簡単ですし服も長持ちするようになります。
あまりクリーニングに出すと生地が傷む、と感じていらっしゃる方はお気に入りの服だけでも丁寧なお手入れをしてくれるお店へ依頼してみて下さい。

卸たての服を着るような、袋を開けて着る新品感覚の嬉しさも楽しめると思います。
丁寧な仕事をしているお店なら汚れる前にお手入れをしていくことで洋服が綺麗で長持ちすることを実感して頂けると思います。

当店はシミ抜きが得意です。特殊品も得意です。
でも、この仕事をしていていつも感じるのは

「服を長く綺麗に着ていくための基本的な洗いをしっかりしていくこと」

だと思います。

怪我をしてからケアするのではなく、怪我をしないように予防をする、のと同じです。

この基本が最近では崩れているような気がします。

特殊な技術以上にとてもとても大切な事だと思います。





      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 



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