ムーレーダウンクリーニング~羽毛も表生地も傷めない当店独自のオリジナル洗浄法~
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。
ムーレー(moorer)の記事を書いていた時、お電話でダウンの相談がありました。
「ダウンは水洗いしたほうがいいって言わてるのですが、
ウール素材のダウンを水洗いしても大丈夫なのでしょうか?」
ダウンがクリーニングに出してもきれいにならないってご相談も多いのですが、
クリーニングすると羽毛が膨らまなくなる、のが心配ってご相談も多いんです。
膨らまない原因は色々とあるのですが、一番最悪なのは羽毛自体が傷んでしまう事。
といっても羽毛は皆さんが思っているほど軟ではなく管理丈夫な素材なんですけどね。
羽毛は鳥の羽根が入れられているから、感染症など起こらないよう殺菌されています。
85℃以上の高温で20分、だったかな・・・
高温で洗っても大丈夫なのが羽毛です。
家庭で洗って膨らまなくなった!ってご相談もありますが・・・
この場合は羽毛のほぐし不足と乾燥不足。
方法をアドバイス褪せてもらうのですが必ず膨らみます。
膨らまないのは羽毛が脱脂され傷んでしまった状態。
モンクレールのダウンでしたが、
「触ると下の方に須野のようなモノがあるのですが・・・」
っとご相談があった時は羽毛が砕けて粉状になった状態でした。
ドライクリーニングは油を落とすクリーニングです。
動物性の素材の場合、油がとられてしまうと変化が起きる、寿命が早くなってしまうものってあります。
例えば革製品。
ワックスだけ切らさなければ革の繊維自体は一生持つほど丈夫だけど、ワックスが切れて時間が経ってしまうとびりびりと破れるようになります。
クリーニングって落とす事はしても入れる事はしない。
必要なものまで落ちてしまう場合、入れていく事がメンテナンスです。
洗って汚れを落としたら、必要なモノまで落ちてしまう場合は入れ直していく。
これが本当のメンテナンスクリーニングです。
クリーニング業は汚れを落とす事が仕事なので入れるという事はほとんどされることは無いんです。
羽毛協会から、羽毛が臭う原因も傷む原因もドライクリーニングとはっきりと言われました。
特に傷む原因は油分を取り切り脱脂してしまうから。
この一言から羽毛の取り組み方の考え方が変わり、業界にはない独自の方法に取り組み始めました!
ムーレーというブランドを知った時、ムーレーダウンを洗うための方法だ!って思いました。
ウール素材を使ったダウン製品を得意としているブランドだからです^^
ゆうゆう独自のオリジナ洗浄方法の説明は↓↓↓をご覧くださいね!
ムーレーダウンクリーニング~羽毛も表生地も傷めない当店独自のオリジナル洗浄法~
目次
◆羽毛への取り組み 当店独自のクリーニング方法
-考え方で変わっていくクリーニング方法
-羽毛を傷めずあ洗える当店独自の新しいドライクリーニング洗浄法!
◆ウールが使われているムーレー(moorer)ダウンコート
◆ムーレー(moorer)ダウンクリーニング まとめ