和服(着物)のシミ・和服専門店で断られたシミ抜き~断られた理由・相談する時の方法とは?~
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友眞吾です。
40~50年くらい前に誂えた(あつらえた)着物ですが、お願いしたお店は今はもうなくなってしまい・・・
専門店へもっていってしみ抜きの相談をした所、断られてしまったというご相談でした。
服のシミにしても和服のシミにして、断られる理由ってシミが取れないと判断したから、だけではないんです。
受ける側としては、綺麗に取り切れるって判断ができれば受けやすいけど、手間かけて染み抜きしても薄く残ってしまうこともありますし、生地が弱っていて水付けただけでも破れてしまうようなリスクがある場合、テストもできないといったケースもあったりします。
物販とは違いやってみた具合、やってみないとわからない事も多く、リスクを考えたら断ったほうが無難って判断することもあるんです。
それと、しみがものすごくたくさんある場合も断られてしまうことが良くあります。
目立つシミだけ取ってくださいって言われることも多いのですが・・・
画像はよく見ると糸が見えると思います。
これはお客様にしみ抜きする場所に糸で記を付けて頂いた着物です。
当店の場合、複数個所ある場合は染みを抜く場所に白い糸で記を付けて頂いています。
シミを全部取ってきれいにしてほしいって依頼しても断られてしまうことが多くなりますが・・・
こうすることで受けてもらいやすくなるかと思います。
和服(着物)のシミ・和服専門店で断られたシミ抜き~断られた理由・相談する時の方法とは?~
目次
◆断られてしまう理由は?
-しみ抜きは しみの数×代金 となります。
◆取れるシミと取れないシミの混在
◆複数個所のシミがある場合の相談方法
-印は必ず白い糸で
◆和服専門店で断られたシミ抜き まとめ