【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友眞吾です。

当店ですべてのクリーニング品に加工している抗菌加工が
「新型コロナを不活性化でき抗ウイルス効果も付与できている」
とテスト結果が出ていましたのでのでお知らせです!

当店ではクリーニング品全品、抗菌防カビ加工を、ドライ用品は+防虫加工を全品に加工しています。

抗菌加工に使っている薬剤が、検査機関「NITE」(以下ナイトとします)で
5月終わりに有効な界面活性剤として追加されました。

NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)

当店で使っている抗菌剤主成分は塩化ジアルキルジメチルアンモニウムで基準をクリアーしています。

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

この抗菌剤の特徴は持続性がある事。

揮発性がないため一度服に加工すると抗菌効果はクリーニングして洗い流さない限り効果は持続すると言われています。

当店で使っている防虫加工剤も揮発性が無いと言われるもので、クリーニングで洗い流さない限り効果は持続します。

ただし、着用中に汚れや食べこぼしが付着したり、こすれたりして加工が落ちたりもしますので、
ご説明的には次回着用するまで、とさせて頂いております。

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

ドライクリーニングのみに防虫加工をしているのは理由があるからです。

虫食い被害に遭わないようクリーニングに出してしまうって思ってる方もたくさんいらっしゃるようですが・・・

「カシミヤなど獣毛品は虫が繊維を食う!」って思われている方も多いようですが、
そうではないんです。

この辺りのお話を書こうかなって・・・

という事で、画像はクリーニングに依頼しても取れないという古いシミ、ですがこっちの話には触れないかも(汗)

復元洗いをしていますが、結果は画像を見てください(笑)

冬服を洗ってしまう時期なので防虫と殺菌、抗菌についてあれこれを思い着くままに・・・

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

ドライクリーニングでは虫食いの原因となる食べこぼしなどタンパク質は取ることができないんです。

虫食いにあわないようにってドライクリーニングをしても、予防にもならないんです。

虫は繊維そのものを栄養素として食べている訳ではなく、食べこぼしなどのタンパク質を食べているのです。

タンパク質で出来ているカシミヤやウールなど獣毛品やシルクは虫に食われるって言われますが、
繊維そのものを栄養素として食べているわけじゃないんです。

繊維そのものを栄養素としていたら、繊維を食べなくては生きていけないのでそれこそしまってある服どんどん喰われてしまいますね。

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

食べこぼしなどが付着した時、タンパク質の汚れが繊維に浸透してしまうと、付着した汚れを食べると同時に繊維も食ってしまっているんです。

だから毛足の長いカシミヤなどのコートは毛足の表面に付着した汚れを食べるので、
穴が空かず表面の毛先のみを食べるため線状に毛が無くなり喰われた跡が残ります。
この状態を虫が舐めた・・・って言ったりします。

水洗いに防虫加工は必要ないって考えているのは、虫喰いの原因となる汚れやシミが落ちるからです。

とはいえ、家庭の手洗いコース等洗濯機任せのソフト洗いは水流が弱すぎて汚れが落ち切らないので注意が必要。

しまう前の服を家庭で洗う時は洗濯機に全部任せるのではなく、
「洗い」工程は浴槽内に水がたまったら洗剤を良く溶かし、丁寧に手で押し洗いした後、
「すすぎ」と「脱水」工程を濯機に任せる!!

落としたい汚れが落ちない洗い方では洗っている意味ありませんからね!

コロナ殺菌洗い&抗ウイルス加工~画像は白いジャケット復元洗い 内容は・・・(汗)

最初にナイトのリンクを貼り付けましたが、今回のコロナ殺菌については成分表をみて洗剤を選ぶといつも通りに洗い上げや洗濯をするだけで殺菌までできていたりします。

例えば 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)

ですが、合成洗剤に配合されている界面活性剤で略称「LAS」(ラス)

台所用洗剤にも使われているし、合成洗剤にも配合されています。

ナイトの検査基準は「規定濃度以上で5分浸水」 とされています。

この界面活性剤配合の洗剤を使い洗えばコロナ殺菌しながら洗っているって事になるんですね。

菌自体は水洗いで洗い流すことができるとされているので、より安心かな。

塩化ベンザルコニウム(0.05%以上) は 聞いたことがあるんじゃないかな、逆性石鹸です。

殺菌剤として市販されている名称で有名なのはオスバン。
これは洗浄力が無いので石鹸って言っても殺菌のみ。

次亜塩素酸水はエタノール代わりにおいてあるお店が結構ありますが判定は微妙な感じの様子。

次亜塩素酸水は次亜塩素酸ソーダとは全く別物なので注意。

使用上の注意も、次亜塩素酸水は対象物に付いた瞬間に殺菌力が無くなり水に戻ります。

手を殺菌する場合、片手に次亜塩素酸水を吹き付けて手をこすり合わせる光景よく見かけますが、水で手をこすっているだけの状態・・・

日本がなぜコロナを押さえ込んでいるのかって、みんなが気を付けている、自粛しているからこそだと思いますが、
普段使っているモノで殺菌までできているからって言うのもあるんじゃないかな。

いまだにマスクが届いていませんが(笑)もうマスク売れ残りすぎてるくらい見かけます(汗)

まだまだ安心はできませんので、使用する洗剤の成分も見ながら考えてみるのも予防につながると思います。

当店はクリーニングにまだまだ足りていない、できる事があるって妻と息子を交えて考えています。

今までのクリーニング、クリーニング業界にはない事を新しく作っていこうと思っています。

ドライクリーニング品全品、抗菌防虫加工をしていますが、
この加工をすることでコロナ殺菌できているだけじゃなく抗ウイルス加工もされています!
ってお話をするとお客様はびっくりしながらとても喜んで下さいます^^

お客様の求める事に応えられないって感じていたドライクリーニングだから抗菌、防虫を全品にしていこうって始めた加工。

深刻なコロナウイルス対策で役立てる結果になっていることをとてもうれしく思っています。








 
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