小さな事は色々とあった。
夕食時、二階には誰もいないはずなのに誰かが歩いてる気配を感じたり・・・
自宅の玄関は店の横を通って行くわけだが、
誰かが店の横を横切って玄関に行く姿を見てるのに・・・呼び鈴が鳴らず・・・
何度か玄関まで確認しに行ったりした。当然・・・誰もいないのだが・・・。
いったいどれだけの物が家の周りや家の中を徘徊していたんだろうか・・・?
ただ・・・何かを感じるだけで・・・これと言って特別な事はしばらくなかった。
そして・・・ある日を境に・・・姿を現しはじめた・・・
夏のある夜・・・自分が寝てる部屋に・・・入ってきた・・・
自分が若かった頃、一部屋に一台エアコンがあるなんて家はなかった。
一部屋に一台扇風機があればいい方だった。
夏場は・・・自分の部屋が2階なので、網戸を閉め窓は全開でいつも寝ていた。
その夜もいつもと同じように網戸を閉め、窓は全開で寝ていた・・・
寝ていると・・・急に瞼の内側が赤く眩しいような感じになり・・・目が覚めた。
寝ぼけ眼で周りを見渡すと・・・ベットにはレースのカーテンが吊るしてあるのだが、
そのレースのから眩しいくらいの光が差し込んでいる・・・
連れがヘッドライトをハイビームのままやってきたのか?っとその時は思った・・・。
しかし・・・よく考えると・・・ここは2階。どう考えたって・・・直接光が当たるわけがない・・・
不思議に思い、体を起こしてみると・・・光は外からではなく・・・俺の部屋の真中辺りで光ってる!?
恐る恐る・・・隅っこを少し手で持ち上げ・・・目を細めて見てみると・・・
そこには・・・白い服を着た女の人が横向いて座ってる!?!?
光に目が少し慣れ・・・もう一度見てみると・・・
どう見ても若い女が・・・うつむきかげんでじっと動かず座ってる・・・
光の中で・・・じっと動かず・・・怖くなって・・・夏掛けをかぶり目を瞑りじっとしていた。
気が付くと・・・朝だった。もしかしたら・・・夢でも見ていたのかもしれない・・・
そんな事がった数週間後、連れがマージャンをやろうと、俺のうちにやってきた。
ちょうど用事があり、俺が外出してる時に連れはやってきた。
約束の時間より少し遅れて家に着いた。
連れの車が家の隣の空き地に止まってるのが車の窓越しから見えた。
薄暗い街灯から見えた車の中に、なんと・・・彼女を待たせたまま・・・連れは上がりこんだらしい・・・。
連れの彼女とは面識はなかったが・・・車の中で待たせとく事はないだろうと、
急いで車を車庫に入れ、彼女に声をかけようか迷ったが・・・まず連れに言った。
「お前、彼女連れてきたのなら連れてこいよ!」
すると・・・「あぁ・・・いいんだ、待たせとけ」だって・・・。
ちょっと切れそうになりながら・・・「お前なぁ、いくらなんでもそりゃぁないだろ!」というと・・・
一緒に着た連れがちょっとビックリした様子で・・・「コイツ、マジで言ってるぞ・・・」と・・・。
「マジって・・・だって連れてきたんだろうが!早く連れて来い!可愛そうだろう!!」っと俺。
すると・・・「お前、マジで言ってるのか・・・?乗ってきたのは3人だけだぞ・・・」と・・・。
見間違えるはずはない・・・
車庫に車を入れた後、彼女に声をかけようか迷った時にしっかりと見ている・・・。
そして・・・全員で外へ・・・車の中を見てみると・・・誰もいない・・・
連れが半分切れながら・・・「おめぇ・・・いいかげんにしろ!」っと・・・。
そこで・・・気が付いた・・・白い服を着た女・・・
そう・・・光の中にいた女・・・だ・・・。
確信はない・・・夢だったのかもしれないし・・・。
それから10日ぐらい過ぎた頃か・・・事件がおきた・・・
その連れが・・・事故ったのだ・・・
見通しのいい直線道路で・・・隣に止まった車とシグナルレース状態になり・・・
横転して逆さまになり・・・車は廃車状態になったとの事だった。
連れは運良くかすり傷程度で済んだそうだ。
白い服着た女とはまったく関係ないのかもしれない。
ただ・・・その女の姿はそれ以来見てはいない。
そして・・・これを皮切りに・・・また動き出した・・・
動物霊のいたずらと言うレベルではなく・・・今度はまともに接触?してきたのだ・・・。
昼夜関係なく・・・徘徊する物・・・
音だけではなく・・・姿を現しながら徘徊するやつらが・・・つづく・・・
…怖すぎる…
また読んでしまいました・・・
今日は夜中でないけど・・
こわいよ~~~
旦那にも読まそう・・・
洗濯男さん^^
怖いですかぁ・・・?じゃぁ・・・涼しくなれましたね(笑)
だったら・・・OK牧場です!
とくちゃん^^
毎度どーもです^^
毎度どーも!って事は・・・怖いって事を楽しんでるって事ですね(笑)
なんだかね、仕事の記事よりアクセス数があったりする・・・この手の話・・・
ちょっと微妙な感じ・・・(^^;
もう少し続くから・・・また楽しんで読んでくださいな^^
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