【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

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雑誌LDK 取材を受け店主の顔が掲載

雑誌LDK 取材を受け店主の顔が掲載雑誌LDK 取材を受け店主の顔が掲載

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

先日、『LDK』 という雑誌を出版している会社から取材の申し込みがあり、
私の写真が載りましたのでご紹介です^^

取材時、家庭でできるシミ抜きと言う事で、良くある地元雑誌とかタウン誌からの取材だと思っていたら・・・
全国のコンビニや書店に並ぶ雑誌だったという落ちです(笑)

で、なんと洗濯王子こと、中村祐一君と一緒に載っている・・・ちょっと嬉しい上昇
中村君は家庭洗いの専門家へと路線は変わりましたが、かつてはプロとして一緒に勉強した勉強仲間なんです。

http://yuuyuu.hamazo.tv/e3853628.html 

あ、、、ドクターウォッシュマンこと、中島くんは残念なことにお亡くなりになりました・・・

この雑誌で紹介されている情報全て、実際にスタッフで使ったり試したりして掲載しているテストする女性誌!
雑誌の表紙にも書かれていますがスポンサーがいない、広告もないから、テストで試した感想をそのまま書いています。

スポンサーや広告が入れば辛口な評価ができなくなる・・・だから面白い・・・

今回は本当に簡単で効果的な、家庭で出来る方法と言う事で取材を受けたのですが、
私達クリーニング店と家庭とでは当たり前ですが土俵が違います。

洗濯王子こと、中村君が凄いと思えるのはこの部分。

という事で・・・家庭洗いとクリーニング店の違いは何でしょう・・・?
それと・・・私の画像は嬉し恥ずかし・・・恥ずかしい方が大きいから続きをクリックすると出てきます(笑)

雑誌LDK 取材を受け店主の顔が掲載

以前、家庭洗いの専門家、と言われる方とお話をしたことがありますが、とてもすごい・・・
けど・・・なんていうか、クリーニング店なんか必要ない、全て家庭でできる!的な感じの方でした。

でもね、家庭洗いとクリーニング店では、同じ洗濯でも土俵が全く違うんです。
特にシミ抜きなど技術に特化したお店は、家庭では絶対できないことをやっています、
と言うか家庭でできないことほど、やろうとしています。

家庭洗いと言えど、専門家の方は知識も工夫も凄いです。でもそれは・・・専門家の方が凄いと言うこと。
この方は確かにクリーニング店なんて必要ないですね(汗)

では、一般の方はどうでしょう?雑誌でもネットでも方法は探せば見つかりますが、服は素材も違えばデザインも違うし色々な色が付けられていますね。同じシミが付いてしまったとしても素材によっては取れないもの、やらないほうが良いもの、色も褪せたり抜けたり滲んだりするものがあります。

家庭洗いが増えれば増えるほど、比例して事故品が多くなっていくのも事実。
これら事故品を直したり、危険なものを事故なく取っていくのもクリーニング店の仕事。

以前、地元タウン誌から何度も取材依頼があり、取材に来た記者と実際に体験してみては?という事で一緒にシミ抜きをしたこともあります。そしてクリーニング師とは?とプロとはどんな仕事を、どんなことをしている?と取材に来られたことも。

どちらも同じ記者でしたが、「家庭洗いとは全く別物」「家事の延長線上にあるようで、全く質が異なる」というのが感想でした。

ビブレ取材、うっかり付けちゃったシミ対処法はこちら

ちょっと気になる職業図鑑 クリーニング師 はここをクリック!

クリーニング業界では、家庭洗いが一番のライバルとか言われたりもするのですが、私自身はそう思っていません。
家庭でできることは家庭で、できないものはクリーニング店へ依頼してくださればいいと考えています。

だから、例えばお子さんの体操服とかのご相談をお受けしたりもするのですが、そんな場合は家庭でできる事のアドバイスをさせてもらっていますし、子供のものは愛情を注ぎながら洗って欲しいって思いもあります。

ただ、例えば中村君のように、家庭でできる事を日々研究、工夫と努力している訳ではありません。
だから、うっかり付けちゃった、の取材時はクレンジングオイルを使った方法でも取れていますが、一つの物で色々なシミに対応できる簡単な方法として市販品のシミ抜き剤が一番簡単で取れが良いかな?と言うことでご紹介となりました。

クレンジングオイルやBBクリームなどを多数テストしてこれがいいとか出せませんので・・・
今回のLDKの方法では特に汚れ落ちが良い物と方法を紹介していますので、更に取れることでしょう!

中村くんの凄いところは、元はプロのクリーニング師だったということ。
家庭洗いの専門家のほとんどは、ドライクリーニングが実際どんなものかも知らなければ、技術に特化したクリーニング店がどんなものなのかも実際には知らないでしょう。

プロとして一緒に勉強している時、中村君の周りには何十年とやっている熟練のプロがおり、一緒に学び揉まれてきました。
クリーニング店の仕事を熟知し、技術者がどんなものなのかも知った上で、家庭洗いのプロとなっているんです。

私達クリーニング店で使う洗剤ってすごくよく落ちるとか専用の業務用洗剤があるとか思われていることも多いようですが、実際に使っている洗剤は基本性能のみ、あらゆる汚れに対応なんてしていないもの。

早い話がそれほど汚れ落ちはよくない(笑) 家庭用の複合洗剤のほうがはるかに性能がよいって私は思います。
その基本的な性能しかない洗剤を、繊維の種類や汚れの種類に合わせて組み合わせて使っていく。

PH(ペーハー・アルカリ、酸の調節)を調節したり濃度、時間、温度を考え組み合わせることで高性能な洗剤や洗い方法を作っていくのがクリーニング店なんですね。

シミ抜きも同じく、中には一般では手に入らない激薬物なども使わないと取れないものもあります。

このブログでは、9年ほど前から家庭洗いについても書いてきています。
当時は家庭洗いのアドバイスなど書くと「クリーニング店が海底洗いのアドバイスなんてするな」、って感じのメールが着たりもしていました。景気も悪くなっていましたからそんなことしたら仕事が減るって感じですね(汗)

でも、今はそんな情報があふれています。
家庭でできることは出来て当たり前とし、家庭でできないことがどこまで出来るかが、技術を売るお店の技量を問われる所。

時間を買う、と言う事で手間がかかる作業ならクリーニングへ依頼した方が、って考える方もいらっしゃいますね。

家庭洗いとクリーニング店はライバルではなく共存していくもの、と私は思います。
家庭でできることは家庭で、お気に入りのものとか難しいものは無理せずクリーニング店へ依頼する。

何が難しい?ってのは簡単に説明は難しいから・・・
シミ抜きは最後に自分で洗う事ができる服のみ、トライしたほうが良いですね。

シミが取れても使ったモノを服に残しておくと後で変色など出てしまいますからね^^





 
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