お財布クリーニング参考価格 2015年 6月現在(税抜き)
今回のコーチお財布は 4000円(税抜き)
ブランドお財布クリーニング 4000円~
皮革付き 6000円~
クリーニングのみ、生地部分の汚れやシミはクリーニング洗って落ちないシミや汚れは残ります。
革部分の色剥げなどはクリーニングでは直りません。
特殊シミ抜き、全体漂白洗いなどは別途お見積りとなります。
革付きのお財布は革をメインに考えて洗っていきますので、革のお財布と金額が同じとなります。
ブランド革財布クリーニング 6000円~
ブランド革財布同色染め直しまで 12000円~
クリーニングで綺麗になりますか?と言うお問い合わせがとても多いのですが、
よく持つ部分などの黒ずみや色褪せは、汚れは落とす事ができても色に変化が出ている場合は直りません。
染み込んだ汚れやシミも革の場合、取りきれない物もあります。
生地の場合は汚れを落とすことで綺麗になりますが、革の場合はよく使われている場合、ほぼ色も変化しています。
カド部分など部分的な色修復は1箇所1000円~、
色が濃いものは使用感と革の質感をを残すよう、全体を薄く補色して濃くする「補色」もできます。
※ ブランド品の場合、クリーニング以上のことをして手を掛けてしまうと、
メーカーからブランド正規品として見なされなくなります。正規品として使いたい場合、メーカー元へご相談下さい。
純正品として買い取ってくれない、メーカ元から修理等断られた等が出てしまっても責任は一切負えません。
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。
ブログの更新がなかなかできず・・・間を見て書き溜めておいた記事も底をついてしまったため・・・
更新が遅れがちになるかもですm(__)m
今回はお財布クリーニングです。
コーチのお財布ですが、生地のお財布の場合、革のように染め直し等ができませんので、
洗って綺麗にできる分しか綺麗にできないんです。
特に革と生地が使われているお財布の場合、
クリーニングに依頼したけど出す前と変わっていない!ってご相談多いです。
理由としては、生地部分に関しては革の専門業者は専門外なんです。
そして、ネット上で皮革製品を宣伝しているお店が全て自家工場でやっているわけではなく・・・
かなり多くが専門の業者へ依頼しているんですね。
クリーニング店でも靴とかバックとか、こうしたお財布とか取り扱うお店が増えてきましたが、
専門の業者へ依頼しているお店はとても多いんです。
革のブルゾンやコート、毛皮製品など、ほとんどのクリーニング店で受けてもらえると思いますが、
皮革製品は特殊品として今も昔もクリーニング店から専門の業者へ依頼してやってもらっているお店がほとんど。
当店は全て自家工場内でやっており、専門業者で断られたと言うものでも受けており、
クレームとなった品物をを直したりもしています。
だから、ご相談をお受けした際、ご説明をするとお客様はとても納得してくださいます。
納得出来る説明をしてくれるお店なら、、実際にそのお店でやっているって考えて良いと思います。
時折お客様からこんな説明されたって言うのを聞くと???って思うこともありますが・・・
実際にやっていないお店は説明することができないでしょう。
的確で、わかりやすく説明は実際にやっていなければできないんです。
という事で・・・コーチお財布クリーニングです^^
お客様には、生地は洗ったり染み抜きしたりして取れる分しか綺麗にできません、とご説明。
リピートしてくださるお客様は・・・でもいつも綺麗になっているからお願い!って置いて行かれます(汗)
頑張ります!ってお預かりです(笑)
今回のお財布の表面はほとんどが生地ですね。
生地の汚れやシミを落とすのはクリーニング店が専門職です。
と言うか、使われて汚れたりシミが付いてしまったものを綺麗にしようって考えるのはクリーニング店だけなのでは?
そのクリーニング店が繊維だけではなく皮革も綺麗にしよう!って考え実際に取り組んできたから、皮革を綺麗にできるクリーニング店が少しずつ増えてきたんですね。
私が皮革研究所に革製品の製造方面のセミナーに通っていた時は、
皮革の色を治すお店がある!ってまるで事件があったかのように講師が説明していました。
5年位前かな・・・当時、私は皮革の洗いから染め直しまですでにやっていましたが、皮革業界ではまだそんな感じでした。
新品を高品質に作っていくことは研究していても、使った皮革を綺麗に、修復したりってことは専門外なんです。
皮革を特殊品として扱っているクリーニング店、繊維は専門外の皮革専門店、
じゃぁ、生地と革が使われている製品はどこに依頼したら綺麗になるのでしょう?綺麗にできない一番の理由だと思います。
実際には、革のお財布でも染め直しまでしてもあまりよい状態にもっていけないこともあります。
表面をよく見て、革の質感がそのまま生かされている(残っている)物は元通りに近い状態にするのは難しい。
小さな型押しがあるものは、良く触る部分の型が擦れてなくなっていたりするといくら同じ色で染め直しをしても無くなった型は再生されませんので質感がかなり変わります。平になってしまうんですね。
生地も同じように、握ったりする部分は生地が削られ色が変化していると直しようがありません。
例えばこのコーチのお財布ですが、コーチの柄が織り込まれています。
薄茶と濃茶の2色の糸を使い柄を織り込んでいます。
例えば濃い部分の表面擦れて削れていくと濃い色が無くなり薄茶の糸が出てきます。
もしくは逆になるかもしれませんが、2色のうちの一本が擦れ削れていくと残りの1色へと変化していきます。
これは服でもありますね。袖口など擦れていくと下地の白が出てきたり2色で織り込んであると濃い色の糸が出てきて袖口が汚れたように見えてしまうとか。
こうなったら直しようがありません。服ならかけはぎなどで直すことができるものもありますが・・・
だから、基本、繊維は洗ったり染み抜きしたりして取れる分しか綺麗にできないんです。
革の場合は、表面仕上げ方法にもよりますが、ピグメントレザーと呼ばれる顔料染め皮革は塗装されています。
革の表面をコーティングするように色が乗せられ、トップコートされていたりします。
この表面コーティングは色を付けるためだけではなく、革を保護する役割もしています。
表面の色が取れただけの状態であれば、また同じ色を作り乗せていくことで色も直り、革の保護を作りなおすことになるんです。
この保護があるおかげで、生地では直すことができない状態になっていても、直すことができるものもあるんです。
色を治す、染色し直す、と言うお店はたくさん見ていますが、色で革を保護するって説明は聞いたことがありません。
特に傷みやすいバックのカド部分などは多少硬くなっても丈夫な下地を入れてから塗装し直すことにより、
革の傷みを抑え長く愛用できるようになります。
まぁ、この辺りは表面の仕上げられ方次第でできるものできないものとありますが・・・。
長く愛用していきたければ、色がある程度変化してきた時点でお手入れや色直しをする事が大切ですってご説明するのはこんな理由からであり、ご説明するとお客様はものすごく納得され、こんなに丁寧な説明をされたことはない、とも言われます。
革本体が傷んでしまったら・・・革そのものは直すことができなくなるから傷む前に保護しようって事です。
当店の場合、この金額だからここまでの仕事、とお受けするのではなく、お客様のご要望に応じて基本料金内でできるのかどうか、できない場合はご要望の内容に応じてお見積りをさせていただきます。
例えば、全体的に黄ばんでいたり変色していたりする場合、黒ずみなど汚れは落とせても取れずに残ってしまいます。
この場合は部分的に特殊シミ抜きで取って行くこともできますが、シミ抜き料金がかかります。
仕事に応じて当店はお見積りさせて頂き、アドバイスまではさせて頂きますが、
どこまで手を掛けていくかはお客様ご自身でお決めくださいね^^
このブログは個人の同業者の方が見られていると思いますが、
皮革を手がけている方はご説明に加えるとお客様が喜んでくださいますよ^^
◆◇◆◇◆◇ 紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の
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◇◆◇◆◇◆ 参考になります様に独断で掲載させて頂いております
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youyuu@or.tv までご連絡願います
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