藍染めハッピクリーニング(藍染めハッピの色落とし・色止め)

You友 大友 眞吾

2018年04月13日 12:53



法被色抜き・年季入れ参考価格(2018年3月現在・税抜き)

腰丈          6000円~
膝丈          7000円~
膝下ロング      8000円~


色抜きは

適度なスレ感が出る程度、
ガッツリ色を抜く

の2段階で代金は同じです。

藍染かインディゴ染めで染められているハッピとして色抜きをしていきます。

藍、インディゴ以外のモノで色付けられていると抜けない場合、色が違う色に変化してしまう事があります。

色抜きは法被のみ、藍染(インディゴ)染め以外はお受けしておりません。

藍染めハッピクリーニング

和洗い(和服洗い)        1800円~
水洗い(一点手洗い)       2500円~

初洗い(水洗い)          2500円~ 
アク抜き(70℃高温洗い)    6000円」~ 




おしゃれ工房you友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

浜松まつりも近くなり、法被のご相談とご依頼が増えてきましたので、法被の色抜き、色止め、についてご紹介です^^この時期の定番記事ですね(笑)

藍100%で染めらえたハッピのみ「本藍染め」と表記され、、藍の前に必ず「本」が付きます。「本藍染め」以外の正藍染など、「本」以外の文字が付けられているハッピは藍100%で染められた法被ではありません。

藍染めの染まる成分(インディゴ)を今は科学的に作ることができるため、科学インディゴで染められた法被は綺麗に色抜きができます。

ただし、本来草木染めである藍やインディゴ染めは、薄い水色から始まり、水色を20回程度重ねて染めていく事で濃い藍色となります。色は薄い水色から藍色以外の色に変化することはないんです。



科学的にインディゴ成分が作られるようになり赤、青、黄色と作られるようになり、混色するとおリンな色がインディゴで染められるようになりました。草木染めのように青系1色ではなくなったんです。

赤青黄色を使って混色し紺色を作って染めた?って思う法被も何点か見かけています。

赤青黄色と違う色を混ぜ合わせると、色により抜けていく順番が出てくるんです。
赤と青を混ぜると紺系の色になるのですが、青い色が赤より先に抜けていくと紺から赤系の色に変化します。



この色の変化は服でも同じで、例えば黒って色は染料には無いんです。赤青黄色を混ぜ合わせて黒を作っています。

エリなど赤っぽく色が変わっちゃった服って見たことある方多いのでは?赤青黄色の中で青系の色が先に抜けていくと残る色は赤と黄色になるため、オレンジ系~赤系の色に変わっていくんです。



色んな染め方法というか色づける方法があるため、見た目でどう染めてあるかwp判断することは誰もできないでしょう。わかっているのは服を色付けた人のみぞ知る・・・

今回は①と②とありますが、①は新品の法被をご詩人で洗ったら村々になってしまったというご相談。

②は赤っぽくて不自然な色、手に色が付く、少し使用感を出したいと、よくあるご相談。



両方とも、触った感じと色抜け具合から、表面に染料以外のモノで色が乗せられているなぁ・・・という事でご説明をさせて頂きました。

②はインディゴで紺色を作って染めたものでもない、かなり不自然な赤っぽさ。毎年同じような不自然な赤みを取って欲しいってご相談がある事例です。

という事で、法被の色抜きです。表面に乗せられている色を取ってみると同じような色合いになりました^^



どんな方法で染められているのかは法被を作った業者しかわからない・・・ただ、こうして実際に色抜きをしてみると表面に乗せられた不自然な色を取り除くと自然な色合いに近くなる事が多いんです。

藍染として作られた法被を見るといろんな色合いがあります。

赤っぽく見えるモノ、かなり黒に近い色になっているモノ、新品なのに畳んであった折り目などが白く線状に色が抜けているモノなど・・・



藍染の法被の色合いを知っている方からは、色合いが不自然だからと色抜きを希望される方って少なくないんです。

ご自身で洗ってムラムラになった場合、お客様は失敗しちゃったとご相談に来られる方多いのですが、これは失敗じゃなくそういう染められ方をされていたって事になります。

当店の場合、色んな方法を試しながらムラにならない方法で色抜きをしています。



抜けにくいモノ、抜けやすいモノとありますが、いずれも全体均一にに近くなるよう抜いていきます。

ムラムラになってしまった法被も、表面の色を取り適度な使用感が出る程度の色抜きをすること使えるようになります。

色止めに関しては、藍染の法被というと色が抜けるモノという認識が強いため、わざと色落ちするように作られているモノもあります。



着たり使ったりしても色が移ったりしないよう、雨に濡れる程度で色が滲んだりしないよう繊維に色を付けていくのが「染め」なんです。

だから、染めた後は過剰に乗った染・顔料を洗い流し色が移らないようにしていくんです。

この過剰に乗った色を洗い流すと、定着している色のみが残るわけですが、濃い色のまま定着させるのは難しいんです。



色止めの場合、この定着していない、過剰に乗っている染・顔料をそのまま定着させることはできないので洗い流してしまうしか方法が無いんです。

本来なら、染めた後にされなければいけない工程を製品化されてからやっていく事になります。

どの程度色が残るのかは、染め段階でどこまで色を定着させているかによるため洗い流してみないとわからないのが現状・・・



なので、色止めは持って来られた時の色をそのまま止めるのではなく、定着していない染料を洗い流した後に色止めしていく事になるため、色が褪せたり白けたりすることもあります。

無理して色を残そうとすると色止めをしても色が移ったり滲んだりする可能性があるので、多少使用感が出る程度まで色を抜いてしまった方が色移りやにじみは抑えることができます。

今年も色止めや色抜き、使う前の初洗いなど色々なご相談が寄せられています。

ハッピは色目など一枚一枚違いますので店頭に持ち頂ければ他のどんなお店に聞いてもわからない事も詳しくご説明をさせて頂きます、お気軽にご相談くださいね^^










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