ポリウレタンは劣化する!
ポリウレタンと言うと、
人工皮革のような、皮に似た素材を
思い浮かべる方が多いかな?^^
ブルゾンやコートのふち周りやポケットに使われている物も多いですね^^
他にも、バックの内側やお財布の内側にまるで外側の皮と同じように
使われている
ポリウレタンもたくさんあり
新品の時は本物の皮と見分けるのはかなり難しいと思います。
このポリウレタンと言う素材は
使用、未使用に関係なく
必ず
寿命がやってきます!
空気中の
湿気や
紫外線、
排気ガスなどで
劣化していきます。
劣化すると
表面がひび割れる
剥がれる
しまっておいた物などは
べとつきが出る
溶け出す など・・・使えないような状態になってしまいます。(※これを
加水分解といいます)
ポリウレタンの劣化はかなりの人が経験していると思います。
ただ、その状態が劣化なんだという認識がある方はかなり少ないと思います。
こちらに
加水分解して溶け出した事例がありますのでご覧くださいね。
ポリウレタンが使われてるバックやお財布、ジャケットやブルゾンなどもそうですが、
使わずにしまっておくと寿命が早く訪れます。
特に畳んでしまっておいたジャケットやブルゾンは、ポリウレタン同士が
加水分解して貼り付いてしまい、剥がすと表面も一緒に剥離してしまいます。
こうなると寿命がきた、と言う事になります。
今回のお話はそういった一目でポリウレタンとわかる物ではなく、
例えば服に付けられてる品質表示でレーヨン95%、ポリウレタン5%など、
数%含まれているポリウレタンについて、
☆数%のポリウレタンはどのように使われているのか・・・
☆数%のポリウレタンが含まれてる製品が3年~5年程度で寿命が来てしまう理由
を載せてみたいと思います。
数%のポリウレタンが使われている服は伸縮するストレッチタイプが多いですね。
伸びない生地が伸縮する仕組み等がわかりやすい資料を「TEMAめんてなんす研究会」の
会員である方から頂きましたので紹介します♪
かなり色んな物に使われてるポリウレタンですから、知っておくといいと思います
伸縮しない素材を伸縮させるために、伸縮性を持つポリウレタンを芯にして
横巻きに細い繊維を撒きつけている訳ですね。
海外ブランド品では、レーヨンを巻きつけられた物が好まれて使われています、
ブラウスなんかに多く使われているのですが、シミが付くと取れにくく、
レーヨンは水分を良く含み乾燥しにくく、水洗い不可の商品がほとんどのため、
夏物などはかなりの確率で汗による変色が出てしまうと思います。
こういった繊維の構造上、シミはかなり取れにくいです・・・。
汗による変色もかなり取れにくく、酸化して変色すると繊維の性が抜けるのも早く、
シミ抜きの際ボロっと表面が欠けるように剥がれてしまう物もあります。
色んな物に色んな形で使われてるポリウレタンです。
表面加工でポリウレタン樹脂加工とされてる物も、加水分解して寿命が来ます。
そしてポリウレタンはシミ抜きする薬品の種類によっては溶けてしまいます。
最近ポリウレタンのブルゾンやコートなどが人工皮革として売られ、
売れ行きもかなり好調だと聞いています。
ただ、薬品による耐用度が低く、ボールペンのシミなどが付いただけでも取る事ができない、
と業界で少し問題になっているようです。
ボールペンのシミを取るための薬品で簡単に表面が溶け出してしまうのです。
クリーニング店に寄せられるクレームの中で、
クリーニング店に責任はないと思われる物も数多くあります。
特にポリウレタンはクレームの絶えない素材です。
扱う側も購入する側もある程度の知識があれば
クレームで嫌な思いもすることなく対処できるのでは?と思います。
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