【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

バッククリーニング参考価格(令和元年 9月現在・税抜き)

革バッククリーニング      8500円~
シミ抜き、生地とコンビバック復元洗いなどは別途お見積もり

ブランド品は+50%~100%が目安となります。

ご依頼の多い復元洗いバック参考価格
(全体黄ばみ、変色取り)

エルメスフールトゥ復元洗い     12000円~
シャネルトラベルライン復元洗い   12000円~

今回のスエードバック         12000円



生地と革のコンビの場合、復元洗いはできるバックとできないバックがあります。

状態により皮革ドライ、皮革水洗い、、2度洗いなど洗い方法も変わるため金額はお見積もりとなります。

今回はクリーニング+油をこぼして浸透した油のシミ抜きまで。


バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

革製品のご相談は、扱うお店が増えてきたのに比例して増えています。

ただ、他のお店の仕事がどんなことをされているかはわかりません。

色直しまで依頼していないのに色を入れられたとか、こんな状態に・・・ってご相談も多くなってきていますが、当店では他のお店での不具合にやり直しは今現在お受けしていないんです・・・

ただ一つ言えることは、手間がかかる仕事は安くはできないという事。

仕事の品質はある程度金額に比例していくはず・・・だと思います。

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

当店は当店でできる仕事をご紹介する事しかできませんが、全てを綺麗にできるわけではないんです。

今回のスエードバックも、洗いとシミ抜きで綺麗にできる部分しか綺麗にできません、とご説明させて頂いております。

皮革に染み込んだ油シミはって、皮革業界では取ることができない、と言われていたシミの一つ。

今でも油性系のシミが取れるのは皮革を自社工場でできるクリーニング店がほとんどじゃないかな。

表面に付いた油シミなら、シミ抜き剤も販売されているので取れるお店も増えてきているかな。

という事で、かなり汚れてしまったスエードバッククリーニング&シミ抜きです。

皮革ドライができるお店はクリーニング店だけだと思います^^





バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

皮革洗い用の溶剤に漬け込んでる画像です。

どうしてクリーニング店しかできないかって・・・

こうして漬け込んで洗うと用意剤に汚れが溶け出してくるので・・・溶剤を綺麗にするなど管理ができないと使う事ができないんです。

水洗いのように溶剤を簡単に捨てることができないし、破棄していたらコストがかかりすぎて使う事はできないんです。

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

皮革用溶剤に漬け込み良く浸透させて汚れを分解させたら丁寧にブラシ掛けして汚れを落としていきます。

基本、バックは洗えるようには作られていませんので1点手作業です。

溶剤により油分を取られ脱脂されるため、固くならないよう油分を入れながら洗っています。

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

皮革ドライの後に水洗いをして水溶性の汚れを落としています。

服でも、ドライクリーニングは綺麗にならないとか、水洗いできることが技術とか宣伝しているお店を今でも見かけますが、綺麗にするには両方が必要なんです。

外を歩けば車の排気ガスを浴びない場所は無いので必ず油性系の汚れは付着するんです。

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

空気中には湿気という水分があるため、水と油が混じりヌメヌメベトベトします。

それが接着剤の役割になり空気中に浮遊しているチリやほこりが貼りつき落ちにくい汚れとなるんです。

なのでまずは接着剤の役割となる油性系の汚れを落としてから、水溶性の汚れを落としていきます。

バッククリーニング・シミ抜き~=スエードバックに染み込んだ油シミ~

油シミは水洗いしてしまうと落ちないって言われたりするのも、落ちにくい状態になった汚れが繊維の奥に入り込み落ちにくくなるからです。

革って結構厚いので浸透してしまうと表面のみを洗い流しても奥部分に浸透してる油まで落とせないんです。

奥まで吸い込んだ油をどうやって革から取り除いていくか、が皮革業界では難しかったんですね。

洗いの専門であるクリーニング店が皮革クリーニングに取り組んだことでできるようになった技術の一つだと思います!!


      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 



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