

ブルガリのバックです^^
このバックは人気があるようで、
エルメスフールトゥ、
シャネルトラベルライン、
コーチバックに続き、
依頼の多いバックの一つです。
革と生地がコンビになっている物は服、バック、お財布と色々とありますが、
どの製品にしても言える事は
扱いがとても難しいと言う事です。
服の場合だとクリーニングに依頼してもほとんどの場合、皮革専門の業者へ外注依頼されると思います。
皮革専門の業者へ依頼すると基本的に革をメインにクリーニングをしていく事になります。
革をメインにして洗っていくため生地の汚れはあまり綺麗にならない・・・

今では革のお手入れやシミ抜き、染め直しができるため当店で生地も革もやって行きますが、
革の処理ができなかった4年位前までは生地の汚れを落としてから業者へ依頼をしていました。
革と生地のコンビの物をお持ちの方でクリーニングに依頼した事がある方なら・・・
あまり綺麗になっていないと言う経験をされた方も多いのでは?
実際、汚れの蓄積が酷い場合、変色が出てしまっている場合、あまり綺麗にできない物もあります。
特に革部分から色が滲み出てしまう場合、丸洗いする事ができなくなり・・・
手間がかかってしまう割りにはあまり綺麗にできないと言う物もあります。
今回のこのブルガリバックは今の所、色が滲み出てしまったものはなく、かなり綺麗にする事ができています^^
ただ、100%大丈夫と言うわけではなく、色が滲み出てしまう可能性はあるんです・・・


新しいうちは水に濡れても色が出なくても、革が
傷んでくると色が滲むようになる物があります。
これは使用中のスレや傷みにより表面加工が
剥がれ、加工が剥がれると革に水が浸透するように
なり色が滲み出すようになるんです。
洗う前に色止め加工、表面加工をしてから洗って
いくのですがそれでも色が止まらない物も
あるため難しいんです。
画像は丸洗い前に汚れの酷い部分、
シミがある部分をシミ抜きしているところです。
革の傷み具合の確認と色落ちテストをし、大丈夫だろうと判断はしたのですが、長時間洗剤の中に漬け込んだり、
漬け込んだ状態でシミ抜きをしたりしていると革に洗剤が浸透し色滲みが出てしまう可能性が高くなります。
少しでもリスクを抑えるため、先に汚れやシミを取ってしまった後、短時間で丸洗いをして行きます。
シミ抜きする際も革部分にシミ抜き剤が浸透しないよう、シミ抜き剤を吸い取りながらシミ抜きをして行きます。
丸洗いができない場合、シミ部分のみを処理する場合、こうしてシミ抜きをして行きます。


そして仕上がりです^^
お客様が気にされていた底角部分の汚れと内側から染み出てきた汚れも綺麗に取れました。
今回は丸洗いをしていきましたので画像には写っていませんが内側もかなり綺麗になりました^^
革部分は色が剥がれていたり汚れが取れなくても染色をし直せば綺麗にできますが、
生地部分は染色して汚れやシミを隠す事ができませんので取りきるしかないんです。
一部に少しだけ革が使われているだけでも丸洗いする事が容易ではなくなります。
部分革使いのバックは革バックより手間がかかってしまう事が多いため金額は革バックと
あまり変わらない金額になります。
当店は自分の店で洗っているため綺麗にできない場合代金は頂いておりませんが、
専門店へ依頼しているお店の場合必ず料金がかかってしまいます。
地と革のコンビのバックを依頼する際、
生地部分も綺麗にできるかどうかを確認されてから依頼される事をお勧めします。
◆◇◆◇◆◇ 紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の
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◇◆◇◆◇◆ 参考になります様に独断で掲載させて頂いております
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