

「お母さんの服っていつも綺麗だけどどうやってシミ取ってるの???」
いつもお世話になっているお客様のお嬢さんから母親への疑問です。
お母さんが何年も着ている服を見て、シミもなければ衿汚れなどもない事に
気が付いての質問だったそうです。
娘さん曰く、「クリーニングに出したって、もシミも取れなければ衿汚れも取れた事ない!

」
と、そこでお母さん、「取れるかどうか聞いてあげるから持っておいで♪」という事で
お預かりしたスーツです。
取れない!っと言い切られてしまうのは・・・同業者としてかなり悲しい・・・

このスーツはピンキー&ダイアン。
若い年代や若いお母さんに人気のあるブランドです。
衿汚れは着てしまえばあまり目立たないけど、
ワインをこぼしてしまい着る事ができなくなってしまったとの事。
ワインのシミだけでも取れてくれればまた着たいとの事でした。
服の状態ははっきり言ってかなり酷い状態・・・

ワインのシミ以外にもシミがたくさんあり、衿、袖口はかなり汚れが蓄積されていました。
綿製品の場合、こういう状態になってしまうことが多いと思います。
付いたシミは洗っても取れないため、そのまま残ってしまいます。
綿製品の場合汚れも落ちにくく、衿汚れも洗うだけでは蓄積されていくだけになります。
明るい色の綿製品は、水洗いをしないと
色がどんどんくすんでいきます。
でも・・・ほとんどの場合、洗い指定表示が水洗い不可となっているため、
クリーニングに出しても水洗いをされないのが現状です。
今回もシミ抜きで取ると言う範囲ではないため
復元洗いしながらシミ抜きです^^
全体の色合いもかなり綺麗になり、シミもほぼ取りきれました^^


お母さんが預かった時、とても酷い状態だったので「クリーニングに出してないの?」と
聞いてしまったとか。
でも、この状態でも・・・クリーニングに出してシミが取れずそのまましまってあったとの事。
綿製品の場合、シミや汚れが落ちにくいだけではなく、機械仕上げだけでは
シワも伸びないんです。
復元洗いでワインのシミは取れたのですが、その他の古いシミが取りきれず・・・
シミ抜きをしながら復元洗いしました。
蓄積された汚れも、汚れで焼けていた衿もかなり綺麗になりました^^
お届けした翌週から続けてスーツ、ジャケットなどをお預かりしました。
全て娘さんが実家に持ってきたとの事です
このスーツを見てかなり驚いた様子

だったとの事で、
着られなくなっていた服を続けてお預かりしました^^
変色が出てしまう前に汚れを落としていけば、
服は生地が擦り切れるまで綺麗な状態で着る事ができます。
ウール製品に付いたシミは早ければ簡単に取る事ができます。
シルク製品でも早ければほぼ取る事ができると思います。
でも・・・
時間が経ってしまうと酸化により生地が変異してしまい取れないシミとなってしまいます。
綿製品はシミが付いて乾いてしまった時点で、油性、水溶性のシミ抜きをしても
取れないシミとなってしまいます。
でも、手間はかかりますが復元洗い、漂白系のシミ抜きをする事で、
10年以上前のシミでもほぼ取る事ができます。
服に付いたシミは取れないと思われてる方が多く、
シミは取れるんです!っと伝えることがとても難しい・・・

少しでも多くの方に
「シミは取れるんです!」と言う事を知っていただくために、
これからも頑張ってこのブログで紹介していきたいと思います^^

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