

先月取材のあった
びぶれ浜松の記事
本日掲載
(2008年6月5日号 vol.328 地域によっては明日配布かな)
掲載ページは2ページの
納得、プロのアドバイス
暮らしの疑問を解決しよう!!というコーナーです♪
フィロンドールのまこちゃさん^^自然から元気のサプリメント管理士さんとともに
今回はゆ~ゆ~@旦那が写真つきで登場で~~~~す!
是非ご覧くださいね~~~~ヽ(^◇^*)/
※ゆ~ゆ~は取材当日、学校の三者面談で不在でした


と言う事で記事中に登場のバック記事 & 文字数制限無しの補足です(笑)
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「クリーニングに出しても取れなかったもの」「これは無理だと諦めてるもの」などがあったら
持ってきてくださいとお願いしてあった今回の取材^^
何点か持ってきてくださり、その中の一点がこのバック。
表素材はシルクで、しまっておいたら大きなシミができてしまったとの事。
他の衣類の

変身

記事はまた後日掲載予定です♪
仕上がりを持ち主のお母さんに見せたところ、
「声も出ないくらいビックリ

していました」と^^喜んで頂けました
では^^びぶれと合わせてバックのシミ抜き後をご覧くださいね^^


このバックのシミは和服などにも良く見られる「
湿気によるシミ」
乾燥の悪い状態でしまい込まれた物が湿気を含み、シミとなって
しまうのです( ̄▽ ̄;)!!
今回の取材、まずは
「そもそも
ドライクリーニングって何???」って事で
取材の方々にドライクリーニングの溶剤を見てもらう事に。
無色ですが無臭ではありません。
溶剤の臭いを嗅いでもらうと「あ、この臭い嗅いだ事ある!

」との事。
本来、クリーニング後の衣類にこの臭いは残っていてはいけないんです

臭うということは
乾燥が悪い状態って事なんです!!
高濃度に溶剤が残留した状態の服を知らずに着てしまうと火傷したようになってしまいます。
服に臭いが残っていたら要注意です。
必ず干してしっかり乾燥させてから着用してください。
今回の読者代表の方は小さなお子様がいるお母さん。
子供服のシミが取れないと困っていました。
家庭で取れないシミってほとんどは油シミと色素のシミ。
ほとんどの方が同じだと思うのですが、汚れのひどい部分に酸素系漂白剤を付け、
そのまま洗濯機に入れて洗うけど取れない・・・
TVの宣伝では、こうやって洗うと綺麗さっぱり!
って感じでやっているので同じようにやっていると思うのですが・・・
おそらくほとんど取れずに残ると思います
汚れを落とすのは洗剤の役目。洗って残る目に見える色(色素)を取るのが漂白剤です。
汚れを取ろうと漂白剤を付けても汚れは落ちないんです。
落ちにくい油汚れは、シミ、汚れの一番上で皮膜を張る形で付着しています。
まず最初に、油汚れを除去しないと、
漂白剤を付けても油で弾かれシミや汚れに浸透しません。
シミでも汚れでもまず最初に取らなければいけないのが油分なんです。
洗剤は油分を分解し除去できるように作られていますが、洗うだけではなかなか落ちない・・・。
そこで油をよく分解除去する洗剤などを使ってシミ抜きするとかなり綺麗にシミは落ちます。
例えば台所用洗剤などは油分を簡単に取るよう作られています。
洗う前に台所用洗剤を付け軽く揉む、割り箸に脱脂綿などを巻いた物で軽く叩いてから洗う。
それだけでも油汚れはかなり除去できると思います。
色落ちする心配のない物であれば、換気扇などを掃除する時に使うマジックリンを使うと、
おそらくほとんどの油汚れは除去できます。
かなりアルカリが強い洗剤なので綿製品など色柄物は注意しないと色滲み、脱色が出ます。
シミ抜きの考え方は付いた物を溶解、分解してくれる物を使えば取れるって事です。
例えばファンデーション、口紅など、お化粧を落とす時クレンジングオイルを使うと思います。
服に付いた化粧品もクレンジングオイルを使うと取れるって事です。
TVでもやっていましたがクレンジングオイルと台所用洗剤を混ぜて軽く揉む、
下にタオルを置いて軽くたたき移し取ると言う方法で取れると思います。
油分を除去し、洗ってもまだ取れないシミが残った場合、酸素系漂白剤の出番です!
シミ部分に酸素系漂白剤を塗る、スプレーし、そのまま30分程度放置します。
薄くなる様だったら2~3回繰り返せばほとんどのシミは取れると思います。
ただし、色柄物は目立たない部分で必ずテストする事!
色が抜けるものは簡単に脱色してしまい着られなくなります。
家庭で使う酸素系漂白剤は酸性です。漂白剤はアルカリが強くなると漂白力も強くなるため、
重曹などを入れるとアルカリに変わり漂白力が強くなります。
無地で色抜けや色滲みが心配ない服であれば、重曹を入れることで強力に作用します。
やかんでお湯を沸かし蒸気熱を利用してシミ抜きを言う方法をTVでやっていましたが、
漂白力はメチャクチャ強力になります。
実際、試したお客様で色抜けしたと言う方がいらっしゃいます。
白の無地以外は余り安易にやらないほうがいいのでは?と思います。
時間はかかりますが
常温で30分程度放置する方法が安全
だと思います。
家庭で手軽に使える漂白剤は酸素系漂白剤(カラーブライト、ワイドハイターなど)と
塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)ですが、
塩素系漂白剤は使わない方が無難です。
塩素系漂白剤は「白い綿製品などに使う」とありますが、塩素は生地を溶かすため
糸が細くなります。 どんなに綺麗に濯いでも塩素は生地に残留します。
乾く瞬間に一番漂白力が出るため、
低濃度でも残留すると生地は傷み、溶けて痩せてしまいます。
洗剤と漂白剤を上手に使っていくと家庭洗いでももっと綺麗になります^^
洗剤と漂白剤は同時に使ってもOKなので、漬け置き洗いをする時は両方入れると効果的^^
油汚れの場合、温度を掛けると油は溶け出します。
40℃位のお湯に洗剤、漂白剤を入れ漬け置き洗いをするとかなり綺麗にできると思います。
冬場など、気温の低い時と夏場で気温が高い時とでは、汚れ落ちも変わります。
冬場などはお風呂の残り湯などを使うと汚れ落ちがよくなるのは温度の差があるからです。
ただし、すすぎ、柔軟剤を入れる時は水道水を使いましょう!
お風呂に入れる入浴剤と柔軟剤が合わないと色がくすんだりしてしまいます。
そして最後に!
家庭で部分的に洗剤、漂白剤を付ける時は
必ず家庭で洗える物に限ります!
洗剤、シミ抜き剤を付けて取れたからとそのままにしておくと必ず後で変色します!!
水洗いが難しい服に広範囲に付けてしまうとクリーニング店でも手におえない事があります。
洗剤、漂白剤を付けたら必ず水洗いをする事が鉄則です。
メチャクチャ長くなってしまいましたが・・・(毎度の事で・・・汗)
ここまで辿りついた方、お疲れ様でした!読んでいただきありがとうございました

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