【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

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家庭洗い失敗編・・・

家庭洗い失敗編・・・家庭洗い失敗編・・・家庭洗い失敗編・・・

紺色の服の色が付いてしまったんですけど取れますか・・・?」

と、3枚持って相談に来られたうちの2枚です。
ポロシャツは「白だから簡単に取れるでしょッ♪」と思い、
タンクトップは「多少色がうすくなるかも知れない」とお伝えしながらも
なんとかなるでしょッ♪と思い1枚1000円頂いて簡単にお受けしましたが・・・
取れない取れない・・・┌|゜□゜;|┐ガーン!! 

もう一枚レーヨンのカーディガンがありましたがこちらはさらに取れなく・・・
後日ブログの記事にします。

今回2枚で2000円頂いたわけですが、シミ抜きの薬品代が同じくらいかかりました(T.T)
代金を決め前払いで頂いたので、取るしかありません。

シミ抜きでお受けする時に難しいのが、簡単に取れると思って取れなかったり、
取れないだろうなぁと思った物が簡単に取れてしまったりする事。
実際にやってみないとわからないのがシミ抜きなんです。

取れないシミは取るための方法を試行錯誤して試しながら探します。
取れない物もあれば、フッとひらめいた事を試したら取れた!ってものもあります。
どうしても・・・とお願いされる物の中にはお渡しするまでに何ヶ月もかかってしまう物もあります。

今回のケースは移染した状況、その時の対処をお聞きし、
流れ的に家庭でやってしまいそうな実例だと
思いましたので紹させていただきますね^^

移染は一旦乾かしてしまうとかなり取れにくくなりますので、
興味ある方は読んでみて下さい^^



家庭洗い失敗編・・・家庭洗い失敗編・・・家庭洗い失敗編・・・

まずは仕上がりです^^黒い部分が画像の関係でうすく見えますが色は落ちていません。

この服は普段家庭で洗ってる物です。
今回移染の原因となった紺色の服は見てはいませんが、普段家庭で洗ってる服との事で、
何度も洗っていて今まで色が出たことはない服との事でした。

さて、移染してしまった流れとは・・・

 タンクトップの背中に付いていた洗っても取れないシミがあるとの事で、
  そのシミを取るには「ワイドハイターで漬け置きしないと取れない」。と
  お母さんからアドバイスicon33

 温水にワイドハイターと洗剤を入れ、その中に3枚の服と紺色の服を
  一緒に漬け置き後、そのまま洗濯をし干そうと思ったら移染していた・・・icon10

 急いで色が付いた服だけもう一度普通に洗いなおしてみたけど・・・
   取れなかった・・・icon07

           ・・・・・・・・・・ こんな流れです ・・・・・・・・・・


さて^^どこに問題があったのでしょうか^^ って事でゆ~ゆ~的アドバイス~icon02

まずは・・・
 普段水洗いしていて取れないシミを取るためには、お母さんのアドバイスはです。
  付いた汚れを落とすのは洗剤です。
  洗剤で洗っても取れないで残る色素を取るには漂白剤。
  洗剤と漂白剤の使い方はこれでOKです^^両方を上手く使えるとかなりicon22綺麗icon22になります。


続いて
 温水にすると洗浄力、漂白力とも上がります
  温度をかければかけるほど上がりますが・・・
  洗浄力、漂白力が上がると言う事はその分色落ち、色移りする確率も上がります。
      
      ここで一番のポイントは、普段水洗いしていても色が出なかった紺色の服。
      おそらく白い服と一緒に洗っていても問題がなかった服だと思います。
      家庭洗いで移染してしまったと言う相談で一番多いのがこのタイプ。
      
      普通に水洗いして色が移らなくても、長い時間漬け置きしたり、
      洗い終わって脱水後、長い時間放置してあったりすると綿製品の場合
      色が高確率で移ります。

      今回はさらに温水使用で洗浄力、漂白力も上げた状態で漬け置きしてますので、
      色移りする確率はさらに上がります。
      何度も洗ってるから大丈夫と思いがちですが、この部分は要注意です。

そして
 対処はですね^^ただ・・・ちょっと惜しかった!
      色移りしてしまった場合、洗い直す時に入れた洗剤の2倍くらいの洗剤を入れて下さい。
      普通に洗濯して色移りしてしまった場合はこの作業で結構取れたりします。
      ポイントは・・・2倍の洗剤を入れる!です。

      今回もすぐに洗いなおしたら薄くはなったけど・・・と言うことでした。
      今回は漂白剤も入れた状態での移染ですので、 
      たとえ2倍の洗剤を入れて洗いなおしても取れなかったかも知れませんが、
      乾かす前にすぐに洗い直すと言うのはです。

      
今回、お客様から色々とお話をお聞きできましたので紹介してみましたが、
家庭洗いを工夫しながらやってる方でもやってしまうかもしれないような実例だと思います。

水洗い可能表示の綿製品の場合、染色がしっかりしてる服なら、
たとえ黒の服と白の服を通常の水洗いで一緒に洗っても、
洗い終わった後すぐに干せば色移りすることなく洗える服もあります。

そこで、何度も洗ってるから大丈夫と思い、洗濯終了後、脱水された状態で放置してしまうと、
時間が経つごとに色移りする可能性がどんどん上がっていきます。

水洗いで色が出なくても、温水にすると、
             とたんに色が出るものもあります。
温水にするだけで洗浄力はかなり上がります。


例えば年間通して着る物、下着とか靴下とか、
夏場に洗うのと冬場に洗うのでは汚れ落ち、色落ち度が変わります。
水道水の温度にかなり差があるからです。
当たり前ですが夏場は高く冬場は低いため、その温度差だけでも洗浄力は変わってきます。

家庭で温度をかけて漬け置きする場合、40℃までとするのが安全です。 
色が出やすいものは40℃でもかなり色が出るので 注意してください。

40℃を超えたあたりから急激に縮みや変形が出やすくなり、色落ちや移染も激しくなります。
50℃以上はやけどする危険性もあり家庭ではかなり危険なレベルになりますので、
よほど知識があり自信がある人以外はやらないで下さい。

温度は洗剤、漂白剤だけでなくシミ抜き剤などにもかなりの影響を与えます。
シミ抜きする際に、気温が高いと薬品温度も上がるため、
夏場と冬場のシミ抜きはシミ抜き剤の濃度も使い方も変わってきます。

自分の置かれた環境に応じて臨機応変に対応していかないと、
後で取り返しがつかないことになってしまいます。

冬場は水温が低いため洗浄力がかなり低下しています。
襟汚れなど、温度が低いと汚れ落ちが極端に悪くなります。

色が出る心配がない服など、温水洗いすると汚れ落ちは良くなりますよぉ^^ 


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