第2章 革クリーニング 水洗い編の説明はここをクリック!
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。今回は
第2章【革クリーニング】革の水洗い~汗取り・臭い取り・カビ取り・水洗いで起きる型崩れ修復仕上げ~
のご説明です。
地元浜松では、クリーニング店が皮革を専門店に外注依頼するお店が2か所あったのですが1か所は撤退・・・
皮革を取り扱えなくなった(外注できなくなった)お店が多数あり皮革クリーニングはさらに特殊なクリーニングとなってしまった状態です。
元々当店が革に取り組み始めたのは外注依頼では綺麗にならない、満足できる仕上げにならない・・・
色直しは細かな部分の塗装漏れ、汚れている個所の簡単に剥がれてくる色、風合いや質感が変化した状態の仕上がりなど・・・
風合いや質感はとても大切なのに・・・
自分で取り組むことで自分が納得できる仕上がりまでを追及していく事ができるようになったんです。
取り組み始めた頃に成功報酬制としたのは
上手くできなければ代金は頂かない。代金を頂きたかったらもらえるレベルの仕事ができるようになれ・・・
革の取り組みは地元では初、日本全国でみても数件程度しか取り組んでいなかった頃、独学で取り組んだ革メンテナンスです。
当店はすべてが独学で、業界に革クリーニングという新しい取り組みができるよう、教科書となる「革の本」「革リメイク本」を作る話が出た際、当店の技術を提供し執筆者の一人として作成に協力しています。
革リメイク本ではクリーニング店から受けたブーツを洗った業者から内側のはがれてしまった人工皮革の修復も載っています。
外注を受けている業者が自分のお店で洗って生きてしまった事故品の修復でした。
どこを修復したのかわからなかった、と言われるレベルで修復した時の説明が画像とともに掲載されています。
綺麗に、均一な人工皮革を形成し加水分解の劣化が起きにくい工夫はすでに革に取り組んでいる方からも高い評価いただけました。
独学でやってきた皮革の修復技術はとても高い評価を頂き、何度もTV取材も受けさせて頂き日本全国へ放映もされていますので北海道から九州まで日本全国から依頼品が届いています^^
今回第2章の内容は洗いから染色、補修から仕上げまで、水洗い方法と注意点に重点を置き説明をしています。
第2章 革クリーニング 水洗い編の説明はここをクリック!
目次
◆ 革クリーニングの水洗い・カビ取り方法の説明
◇皮革ドライと皮革水洗い、どっちがいい??
◇革の状態に合わせた洗い分けが大切~ ① メンテナンスクリーニング
◇革の状態に合わせた洗い分けが大切~ ② 皮革水洗い
◆ カビの除去方法~水洗いで取れるカビ、残るカビ
◇侵食したカビは根っこから取りきる
◇カビを除去した後、水洗いで洗い流す
◇高級ドレッシングオイル+コロナも不活性化できる抗菌防カビ加工で仕上げ
◆ 洗っていたカビ取りコートの仕上がり
◆ 水洗いで起きる型崩れ
◇襟はジャケットの命
◇波打つような型崩れ
◇袖のしわ、水洗いした時に出る変化
◆ 革水洗い カビ取り まとめ
このまとめブログは一度では書ききれないため、今後も書き足ししながらより充実した内容にしていく予定です。