新品の法被 初洗い、手に付く色を落としたい 使用感を出す年期委入れ

You友 大友 眞吾

2025年04月18日 12:08


藍染め法被(はっぴ)~色落ちが激しい法被の色落とし・使用感を出す年期入れ~

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 店主 大友眞吾です。

もうすぐ浜松祭り!
今年作った法被の初洗いが怖い、使い古したように色を落としたい、家庭で洗ったら色が滲んでしまった等々・・・
色々なご相談が寄せられています。

使う前にクリーニング店に出す、とされる方もいらっしゃるようですが、色滲みや色移りが出る可能性があるためドライクリーニングされている、という情報を耳にしました。

チェーン店だと思ったのでそうでしょうね、と答えたのですが多くの個人店でも・・・との事。
初洗いと言ってもドライクリーニングでは全く意味ありません。

糊も落ちなければ手に付く色などもほぼそのままの状態で帰ってきます。
チェーン店と技術を売りにしなければいけない個人店との差別化ができませんね。

ウェットクリーニングをちゃんと学べばできる仕事の一つです。
業界には教えることを生業としドライでもウェットにも精通した講師がいらっしゃいます。

ドライクリーニングからウェットクリーニング、しみ抜きまで精通した講師じゃなければ歯抜けだらけの内容になります。
藍染め法被の事故が怖いからドライ、と考えている同業の個人店方は自分の立つ位置を考えないとチェーン店との差別化ができなくお客様も使い分けることができなくなります。

この時代だからこそ、目先の売り上げとか手先だけの技術ではなくちゃんとしたスキルを持って仕事をしていく事が一番大切だと思います。

簡単にはできない事ですが難しくはないんです。
信頼できる講師と出会えたら自分の世界が変わると思います。

話がそれましたが・・・
ほとんどの方が藍染めとして作られ藍100%の法被だと思われているようですが・・・
藍100%のみ記すことができる見分け方などはブログで解説して言います。

私自身、徳島の藍染職人から教わりアドバイスを頂いたのですが、藍が5%%使われていれば藍染めとしてよい、等ルールがある、との事。

ただし、藍と同じインディゴ、化学インディゴと藍の組み合わせの事であって、それ以外の化学染料、顔料は染め方法も全く異なるため想定はされていないようでした。

今は藍、インディゴ、化学藍以外のモノを使われて作られているもがが多いんです。

元々は藍染めの色を抜き使用感を出すなどで始めたた色抜きではないんです。
赤っぽいような不自然な色を取って欲しい、自分で洗ったら異論地味で白抜きが染まったりしてしまったなどの色を落とすために取り組んだ色落としです。

新品の法被が年季が入ったような色合いになっていることに仲間が気が付いて驚いたことがきっかけで少しずつ口コミで広がりメニュー化したサービスです。

作られ方はどんどん変わっていて同じお店で注文しても作られ方が毎回と言っていいほど変ってきています。

当店も数百枚はやってきているので、変わってきた津k理の対応して色抜き方法も変え、今の色抜き方法に至っています。
始めた当初の方法では全く色が抜けない、滲む、ムラになるなどが出ていると思います。

今回はブログ記事に色々な事例などもリンクしておきましたので手に付いて困っている、初洗いが怖い、使用感を出したいって関g萎えている方は参考にしてください^^

浜松の場合、遅いとこだと本番5日前くらいに納品って事もあるのでご相談頂ければできる限りお間に合わせさせて頂きます。
藍染め法被(はっぴ)~色落ちが激しい法被の色落とし・使用感を出す年期入れ~

ブログ内容 目次

◆色落ちが激しい法被の初洗い・色落とし
-*他へ色移りしない程度の色落とし

◆使用感が出る程度の色抜き・色止め
-塗料で色を入れられている場合は・・・

◆色落ちが激しい法被の初洗い・色落とし まとめ




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