志村けんさんの訃報に驚いているというより動揺しています・・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 健也です。
今当店の店内ではアルコール除菌剤も設置してあり、店内の空間殺菌のためオゾンガスによる殺菌もしています。
独特のニオイはオゾンですので安心してご来店ください。
殺菌剤について
先日、殺菌剤をお分けした時、質問された殺菌剤の事について
以前の記事で市販されている製品の次亜塩素濃度は5~6%と書きましたが、一番よく見かける花王の製品について訂正します。
花王HPから公式として発表されてる消毒液の作り方です。
キッチンハイターと衣料用ハイターは水1リットルに50ml(キャップ約2杯)で1000ppm以上、
キッチン泡ハイターは薄めずそのままで1000ppm以上との事です。
次亜塩素の製品自体は塩素濃度6%(60000ppm)で作られているのですが、
洗剤成分など配合されているからなのか有効塩素濃度としては2%(20000ppm)程度と考えているようです。
塩素濃度があまり低いと殺菌効果が得られないので確実な数値として有効塩素2%で計算しているのかな・・・と。
花王が公式で発表しているのでこちらの情報をご参照ください。(2020年3月9日更新)
塩素のみで考える場合は1年で有効塩素濃度は約1割程度抜けると考えられています。
古い製品は有効塩素濃度が低くなっている可能性もありますのでご注意ください。
他にも
ミルトン(第2類医薬品)も公式サイトに適正使用濃度にするための作り方が載っています。
ミルトンは
10000ppmなので10倍希釈で1000ppmになります。ミルトン100mlに対して水900ml。
殺菌剤の希釈は目分量ではなくきちんと計り、殺菌できる濃度以上で作ることが大切です。
アルコール消毒液の作り方です。
アルコール濃度70%を目安に作ります。
(イソプロパノールとイソプロピルアルコールは同じモノ、エタノールは別物)
99.5%アルコール(無水エタノール含む)だと消毒できる前に乾いてしまうので水で希釈し乾燥速度を遅らせます。99.5%のアルコールに対して目安はアルコール400ccに水100ccで70%以上の消毒用アルコールが作れます。
イソプロパノールはエタノールと同等の殺菌力があると言われ、プラスチックなど樹脂を侵しません。モノを殺菌するにはいいと思いますが臭いが少しきついです。当店ではお客様が帰られた後、カウンターに透明の樹脂カバーが敷いてあるのでイソプロパノールで殺菌しています。
お客様用に用意してあるのはエタノール70%以上の消毒用エタノールをゼリー状にしてあるものなのでご来店時は手指の殺菌にお使いください。
今回は、安全で服にも使える殺菌剤を配布させて頂きましたが、
その他必要な方には二酸化塩素、過酸化水素(洗剤成分等余分なモノが入っていないモノ)もお分けできます。
二酸化塩素はクレベリンの主成分です。
次亜塩素より即効性、殺菌力、持続力が2~3倍と言われ、次亜塩素より漂白力も低く臭いも少ない塩素殺菌剤です。
こちらは500ppmという濃度にてお分けできます。
過酸化水素はオキシドールや液体のワイドハイターの主成分です。
こちらは5000ppmという濃度にてお分けできます。
これはオキシドールを6~7倍程度に希釈したモノと同程度です。
ワイドハイターは洗剤成分などが含まれているため、有効濃度は正確にわかりません。
ご利用の方は必ず入れ物(ペットボトル等)をご用意の上、ご来店ください。
当店では入れ物を用意していないため、持って来られない方にはお分けできません。
どの殺菌剤もコロナが終息するまで100ml 10円(1回2Lまで)にてお分けさせて頂きます。