【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

綿・麻ブラウス黄ばみ・変色復元洗い
(2019年8月現在・税抜き)

今回のブラウス(水洗い不可表示)考価格 7000円

水洗い不可とされている服と水洗い可となっている服の復元洗いとでは工程が異なる、リスクもかなり変わってきますので、基本服のデザイン、状態、ブランドを確認してからお見積となります。

インポートブランド品は日本製と比べ縮み変形、色褪せや色移り・色滲みがとても出やすく復元洗いができない事もあります。

高額ブランド品は+100%~が目安となります。

リスク等の説明をさせて頂き、
ご了解を頂けた場合のみお受けさせて頂いております。


白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

まだまだ暑い日が続きますが、家庭で洗えないお洋服をしまう際、クリーニング店へ何も言わずお任せしていませんか?

お洋服が
「汗になった」とか、
「ちょっとしたお出かけ用で汗には全くなっていない」とか・・・
「飲食して目立たないけどシミが付いちゃった」等・・・

服の状態はお客様にしかわからないから何をして欲しいのかを伝える事って大切。

汗になっていても洗い指定表示を見て、水洗いが不可となっている服は基本ドライクリーニング。

ドライクリーニングでは汗が取れない、水洗いでは油汚れが取れないんです。

しまう前のクリーニングは金額が高くなっても汗取り依頼しないと汗が残ったまま帰ってきます。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

このブラウスも水洗い不可。

画像ではよく見えないかもしれませんが、薄く黄色い変色が広範囲に出ています。

汗による変色かな・・・

脇って汗が付着するって認識も高く汗取りパットなど利用されている方も多いのですが、
胸元や背中などは汗取り用の肌着でも着ない限り付着を抑えることができませんね。

夏の暑い日に肌着・・・着ませんよね・・・

このブラウスが白ではなく色柄物ならうっすらと出てきた黄ばみはまだ見えていないと思います。

白はほんのりでも出てくると見えちゃうんです。

という事で、水洗い不可となっているブラウスの復元洗いです。

復元洗いの説明より、夏の終わりに近づいてきましたので汗取りについてご説明させて頂きますね^^





白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~
(↑ 色止め、防縮加工中!)
白ってなんとなく黄ばんできたとか色がくすんできたって経験ある方多いと思います。

でも、これが色柄モノ、例えば紺とか黒の場合だと、この程度の黄ばみが見えなくても
時間が経つと色が抜け褪せてしまうので赤っぽくなったりなど色の変化が出てしまうんです。

本体の色より薄いシミってお客様から状態のご説明をお受けしていますが、色が薄くなる場合、色が抜けています。

黒や紺色の服に赤いシミが付いて取れない!ってご相談ありますが、色が抜けて変化しているため直すとしたらシミ抜きではなく色入れ(染色)になるんです。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~
(↑ 復元洗い中!)
広範囲にムラっぽく薄い変色が出てくる場合、水溶性の汚れの蓄積の可能性が高くなります。

湿気の多い時期、空気中に浮遊している見えない汚れが湿気に溶け込み、服が湿気を含むと同時に汚れも付着、蓄積していきます。

この水溶性の汚れはドライクリーニングでは落ちないので、10年愛用していれば10年分の水溶性汚れが蓄積しているんです。

この汚れが空気中の酸素により酸化し変色し始めると、色がくすんできたり全体的にシミが出てきたりするんです。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

この汚れが蓄積してる状態で、部分的に汚れたりシミが付いたからと水で濡らしたり叩いたりすると、そのまま大きな輪シミとなります。

水溶性の汚れは水に溶けるため、水を付けると汚れが溶け出し、真ん中は綺麗になっても水が広がっていく周りに汚れが残り輪シミを作るんです。

水洗い不可表示の服に大きな水シミ(輪シミ)を作ってしまうと、ジュースなどこぼしてしまったのと同じ種類のシミになるため、通常のクリーニングで依頼しても落ちないシミとなってしまいます。

最近よくご相談のある事例なんですが、例えばファブリーズなど消臭剤を吹き付けてもシミになったりします。

光沢のある素材には不用意に、大量にスプレーしないほうが無難です。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

お客様から「汗取りで依頼したのに変色した!」ってご相談も多くお受けしますが、
ドライクリーニングによる汗取りでは汗は完全に除去できないんです。

分かりやすく説明すると・・・(本当にわかりやすくなるか?(;^_^A)

家庭で水洗いする際、洗剤を入れて洗いますね。

洗剤って油汚れが落ちやすくなるように作られています。

というのは、水で油は洗い流せないからです。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

水というのがドライクリーニングの場合、ドライ溶剤になります。

ドライでは水溶性の汚れが落ちないので、洗剤を入れて水溶性の汚れを落ちやすくしたのが汗取りドライなんです。

家庭で洗っても油汚れって落ちきらずに残ってしまうのと同じように、汗取りドライでも汗が取り切れずに残ってしまうんです。

だから、汗取りはしているんだけど、残ってしまった汗により変色が出てしまうんですね。

白ブラウスの変色・黄ばみ取り~夏物衣料をしまう時は~

当店の場合、ドライでも水洗いでも、それぞれが不得意とする汚れを落とそうとは考えていないんです。

水洗い、ドライクリーニングの良い所をうまく生かし、シミ抜きや復元洗いを組み合わせて綺麗にしていこうと考えています。

あと、当店とチェーン店とでは何が違うの?って質問されたりもします。

当店というより、個人店と大手チェーン店って全く違うんです。

大手は効率よく機械化しているため早くてリーズナブルな金額で提供できますが個人店では真似できない。

個人店は大手ではできない技術が必要な作業や1点手作業など手間をかける職人的な仕事を得意としています。

お店により得意な事、不得意な事、できる事、できない事があります。

シミ抜きが不得意なお店へシミ抜き依頼しても満足できる結果になる可能性は低くなるし、
どんなにすごい仕事をしても金額が高ければ、リーズナブルな金額を望んでるお客様に満足はして頂けませんね。

店とお客様で望みが違っていますから。

お客様が望まれる仕事を得意とするお店へ依頼できれば、お店側も得意な仕事だからお互いの望みが叶うわけです!
いい仕事をしてもらえるはずです!!

でもそんなお店を探すのが難しいか・・・(;^_^A

      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 



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