

「
オークションで落札し、手元に届いてみたら、予想以上に汚れが酷く

このままでは恥ずかしくてとても使えない・・・捨てようかと何度も考えました

」
そんなメールとともに遠方より宅配で届いた
COACH(コーチ)の
バックスキンバック。
表革のバックなら汚れをある程度落とせれば色掛けで見た感じは新品同様になります。
バックスキンの場合は・・・色掛けで汚れを消す事はできません・・・
表面の目が染料で潰れ、風合いが著しく変化してしまうからです。
案の定、バックリメイク専門店でも「綺麗にするのは無理です!!」と断られました
バックスキンのバックは今までも当店で汚れを落とせるだけ落としてから、
リメイクへ出していたのですが、革に染み込んだ汚れは落とす事ができず、、
酷く汚れた物は多少はマシになる程度なので今回も最初はお断りしていました。
それでもお客様の強いご要望があり、当店で試験的に
水洗いする事も
快諾いただけたので挑戦してみる事になりました
どこまで綺麗に出来たか^^是非ご覧くださいね♪


バックスキンのバックを水で丸洗いして綺麗にするなんて、
今まででは考えられない洗い方ですし、やってみようと考えるお店もないと思います。
今までのお手入れとしては、生ゴムのような物で
表面の汚れを擦り落とすと言う方法。
色んなバック専門店への電話やメールで問い合わせてみても答えは同じ。
・生ゴムのような物で根気よく汚れを落とすしかない
・染み込んだ汚れは落とす事はできない
それでもなんとか綺麗にしたいという思いから、皮革用洗剤を出してるメーカー元へ
何度も電話してアドバイスしていただき、遠方の革製品の水洗いを取り入れている
お店に行き、いろいろと勉強させてもらいました。
いくら「ダメになってもいい」とお受けした物であっても、綺麗にするために
最大限の努力をしています

今回は「自分で洗おう!!」と決めてから準備に約2ヶ月かかりました
代金は成功報酬ですので、使えない状態の物なら試してみる価値はあると思います。
(※全てのバック、革製品ができる訳ではありませんm(__)m)
革バックでもブルゾン、コートでも、水洗いする事で臭いもかなり取れますし、
カビも綺麗さっぱり洗い流す事が出来ます。

今回試験洗いに協力してくださったお客様への感謝の気持ちで、撥水加工をサービス!
当店使用の撥水加工剤には、防虫、防カビ加工剤が配合され、
カビやすいバックには至れり尽くせり

撥水効果はごらんの通り!
水がバックの上で弾かれ玉のように転がっています。
不意にお醤油やソース等水溶性、油性の物が付いても、
綺麗に弾いてくれるためシミになりません。

雨の日でも安心して使えますね♪
捨てようかと考えていたバックが綺麗になってお客様は喜び

<驚き
そして^^こうしてブログで紹介する事で、バックの復元洗いが当店のサービスの一つに
加えられる事に喜んでいただけました!
日に日に増えるお客様からのご相談。
できない物はお断りするしかありません・・・

でも、たとえ今はできなくても、数年、数ヵ月後には出来るように日々勉強です!p(#^▽゜)q
服の復元洗いから革製品の復元洗いへ・・・
まだまだ数は少ないですが、
皮革クリーニングで取れない汚れとシミが
復元洗いで綺麗になっています。
もう使えないと諦めて捨てる前に、
おしゃれ工房You友の復元洗い
是非お試しください

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