少し前に載せた
襟の変色の記事を見てくださった方が
「この襟も綺麗になりますか?」と宅配で送ってこられました^^
「去年、しまう前にクリーニングに出したのに、
今年着ようと思ったら変色していた・・・」との事です。
クリーニングにシミ抜きで依頼したものの
「刺繍のシミは取れません」と言う事で、
そのままの状態で返ってきたそうです。
しまう前にクリーニングし、また着る時にクリーニングして・・・
それでも変色が取れなくて着られない・・・
当店で連続3回目のクリーニング・・・
なんとかしてあげなくちゃです!!
仕上がりです♪綺麗にとれました
しまう前のお手入れは大切です。
きちんと処理しておかないとあとで大変な思いをしてしまいます。
今回のこのブラウスは、襟が綿とナイロン、本体はポリエステル。
刺繍がされてる生地がナイロンで刺繍糸が綿です。
このブラウスの場合、簡単な油性処理をして水洗いをすれば
襟の変色は出る事がありません。
ただ、洗濯表示は水洗い不可のドライクリーニング指定に
なっています。
洗濯表示が水洗い不可の場合、ドライクリーニングされる場合が多く、
その場合は
襟を水溶性処理しておかないと変色が出てしまいます。
ただ・・・お客様は自分の服がどのように洗われてるかは・・・わかりませんね・・・。
襟の変色は出る店と出ない店と両極端だと思います。
そのクリーニング店がきちんと処理をしてるかどうかは、襟、袖口を見ればわかります。
襟と袖口は服が直に肌に触れるところなので、一番汚れがきつく付く事になります。
しまう前は最低でもこの部分をきちんと処理しておかないと、2年目あたりから黒ずみや
変色がでてしまう事になります。
汚れがきつければ買った翌年に着れなくなるほど変色する事もあります。
クリーニング店によって金額にかなり差があると思いますが、
金額の差は一点にどこまで手をかけるかの差になると思います。
例えばこの変色を取る事ができるクリーニング店なら、
変色が出ないように処理も必ずしていると思います。
それはなぜかって・・・
変色が出てから取るのは手間がかかり中には取れないものもあるからです。
実際にシミ抜きができないと変色を取るために、
どれくらいの手間がかかるかもわからないんです。
お客さまがどうしてクリーニングするか、何をしてもらいたいのかがわかっているからこそ、
綺麗にする事ができるんです。
変色が出ないように処理をするのは、変色を取るよりも簡単です。
金額だけに左右されず、
きちんとした手入れが必要な場合は、
多少金額が高くてもきちんと処理をしてくれるお店に出すのが一番です。
今回のブラウスも、しまう前に当店へ依頼してくだされば変色が出る事はありません。
素肌に着るこのブラウスのしまい洗いに、ドライクリーニングする事はないからです。
今まで襟、袖口が変色して着られなくなったという事は、
当店のお客さまにはほとんどない事だと思います。
刺繍部分に付いたシミや変色は確かに取れにくいですが・・・
取れないと諦める前に一度相談くださいね^^
メールでの相談もかなり増えてきています^^
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