まず、通常売られている合成洗剤には酵素が配合されています。
バイオとは酵素の事なので、バイオと書かれていれば酵素が配合されています。
血液は配合されている酵素の中のたんぱく分解酵素で分解する事ができるのですが、
分解するまでに時間がかかります。
最低でも30分程度の時間は必要ですが、
家庭用洗剤に配合されている酵素でどの程度分解できるか試してみました。
アリエールです。
家庭用洗剤ではこれがお気に入りで、家庭洗いで使っている洗剤です。
まずはバケツに40度~50度位のお湯を入れます。
酵素が良く働く温度は40度前後からなのでよく分解してくれるようにお湯を使います。
次に洗剤を入れ、よく溶かします。
ここでも・・・何気にプロのすごさがわかっていただけるかと思います。
残像が見えるほど速い・・・この速さこそ・・・プロの証です!(シャッタースピードが遅かっただけです)
次はよく溶かした洗剤の中へ漬け込みます。
そして30分後・・・
ある程度は取れましたが、かなり残っています。
このままさらに30分、1時間と漬け置きしましたが・・・
少しずつ薄くなっていく感はありましたがあまり大きな変化は見られず・・・
一晩くらい漬け置きすればもしかしたら取れるかもしれませんが、
今回は漂白剤を使って取って行きたいと思います。
もう一度温度を50度程度まで上げてから洗剤の中へ適量の粉末ワイドハイターを入れました。
漂白剤は温度を上げれば上げるほど漂白力が高くなり、洗剤と一緒に入れても大丈夫です。
40℃~60℃以内が目安。
お風呂が、台所でこれくらいのお湯が出れば簡単です。
40℃位から漂白力は高くなり50℃を超えると色滲みや色移りする確率が高くなります。
色は酸素系漂白剤ではなくお湯の温度が高いほど、アルカリが強いほど出やすくなります。
色柄物の場合、温度は低めに抑え、白など色の心配がないものは50℃~60℃くらいまで上げるとかなり綺麗になります。
50℃位までなら何とか手を突っ込める温度なのですが、それでもかなり高温なので火傷には注意してください。
よく使われるのが右側の液体タイプだと思いますが、左側も粉末ですがワイドハイターです。
液体タイプは過酸化水素、粉末タイプは過炭酸ナトリウムと中身が少し違います。
過酸化水素は酸性、過炭酸ナトリウムはアルカリになります。
このままの状態で使うと漂白力は粉末タイプの過炭酸ナトリウムの方がかなり強くなります。
過炭酸ナトリウムは水に溶かすと過酸化水素と炭酸ナトリウムに分かれます。
過酸化水素(酸性)の漂白を炭酸ナトリウム(アルカリ性)が助ける役割をするため漂白力が上がるんです。
炭酸ナトリウムはアルカリ性なのですが、
同じように液体ワイドハイターにアルカリ剤(重曹、アルカリ洗剤など)を入れアルカリに傾けると漂白力が上がります。
家庭でできるシミ抜きなどの本で紹介している方法は重曹等を液体ワイドハイターに混ぜて使っていますが、
これはアルカリ剤を入れることで漂白力が上がるからです。
ここで注意しなければいけないことは、漂白力が上がるということは色も退色しやすく、
色滲みや移染もしやすくなるという事。
濃色の服や色鮮やかな服、色柄物は液体ワイドハイターを使用した方が安全です。
そしてもう一つは液体ワイドハイターは生地を傷めない程度の酸性なのでどんな衣類でもほぼ大丈夫ですが、
粉末ワイドハイターはアルカリ性が強いため、ウールやシルクを溶かしてしまうと言う事。
一番右画像はPH試験紙でPHを測った所ですがPH10~12の間位になっています。
ここまでアルカリが強くなるとウールやシルクなどの繊維が溶け始めます。
家庭でできるシミ抜き方法で液体ワイドハイター(過酸化水素)が使われるのも安全だからです。
ただし、強いアルカリ剤を入れると同じように色滲み、退色、ウールやシルクの繊維を溶かしてしまいます。
今回、粉末ワイドハイターを選んだのは液体ワイドハイターと一緒に並んで売られていますが、
同じワイドハイターと書かれているのでその違いを知っている方は少ないと思います。
液体ワイドハイターと同じ感覚で使うと事故がおきてしまう可能性も高く気をつけなければいけない事もありますが、
上手に使っていけば子供の体操服や白地の服などは簡単にとても綺麗になります。
左画像は漬け置きしてある状態のTシャツのシミが取れたかどうか確認した所です。
漬け置きした時間はおよそ30分です。
取れていなければこのまましばらく漬け置きをして置きます。
今回洗剤でどのくらい血液を分解するかテストしたため漂白剤を後から入れましたが、最初から一緒に入れて漬け置きすればOKです。
感想としては酵素入り洗剤では思った以上に血液(たんぱく質)は分解されないんだなぁ、と思いました。
ただ、注目すべきはTシャツの色合い。
めちゃくちゃ白くなっています。太陽光線に当てると照り返しが出て「輝く白さ」になりました。
クリーニング店で漂白してもらっても照り返しが出るような白さにはなかなかならないんです。
その理由は、クリーニング店が使う洗剤、漂白剤には通常蛍光剤が配合されていないからです。
市販の合成洗剤には必ず蛍光剤(蛍光増白剤)と言う物が配合されていています。
これは染料のような物なのですが、白い服に蛍光剤が綺麗に乗ると照り返しが出る綺麗な白になるんです。
生成りの綿製品などは洗っていくうちに白くなってしまう物があると思いますが、
これは蛍光剤が生地に乗り白く見えるようになるからです。
逆に蛍光剤で白く見せている服は蛍光剤が配合されていない洗剤で洗っていくと蛍光剤が少しずつ剥がれ、
黄色っぽくなったりくすんだ白になっていきます。
生成りが白っぽくなった場合、蛍光剤が配合されていない洗剤で洗っていくと少しずつ生成りに戻り、
蛍光剤が剥がれて色がくすんでしまった服は蛍光剤入りの洗剤で洗っていくと少しずつ白に戻ります。
今回は洗剤に蛍光剤が配合されていて、粉末ワイドハイターにも蛍光剤が配合されていたため、
より綺麗な白になったんだと思います。
今回は血液のシミでしたが、通常付く食べこぼしなどのシミは同じ方法でほぼ取れます。
ただし、シミが取れた後、必ず洗濯機で通常洗いをしてください。
手洗いコース、ウール洗いコースでは洗剤や漂白剤が残留してしまう可能性が高いです。
手洗いなどで簡単にすすぎ漂白剤、アルカリ剤が残留してしまうと同じように変色してしまいます。
洗濯機で通常洗いできない服は丁寧に押し洗いをしとにかくよくすすいでください。
水洗いできない服に付けてしまうと後で必ず変色します。
ウールやシルクに付けてしまうと色が抜けたり変色したりするだけでなく穴が開いたりします。
水とタオルで叩くだけでは残留しますので家庭で洗えない服には安易につけないで下さい。
酸で中和する場合はクエン酸を使います。薬局で売っています。
一度水ですすぎ、クエン酸を良く溶かした水に入れ中和してからすすげばより安全です。
できる限りわかりやすく説明しようと思い打っていたらとてもとても長くなってしまいましたぁ・・・
最近の中では一番の大作?なのでは・・・??(滝汗)
次回は漂白剤を・・・と言ってしまいましたので・・・ちょっと頑張ってみました。
少しは参考になったでしょうか・・・??
携帯で見ている方、長すぎて・・・ごめんなさいです。
ここまで読んでくださった方、お疲れ様でしたぁ^^(死ぬほど眠いですぅぅぅ・・・)
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