シャネルタンクトップ復元洗い
しみが取れなくても捨てられない服の多くはブランド品などの
高額品ですね。
このシャネルも、しまう前には
クリーニングしてあったのに、
着ようと思い出してみたら
変色だらけで着られない状態
表示は水洗い不可のドライ指定。
水洗い不可表示のシャネルだと、ほとんどの場合水洗いをされる事はありません!
シャネルでなくても、高級ブランド品やオーダーなどで仕立てられた高額品は、
例えばカビ、臭い等がするようになり水洗いを依頼しても引き受けてくれないお店が
ほとんどだと思います。
☆シミ抜きができるお店 ☆きちんとしたお手入れをしてくれるお店
☆両方安心して任せられるお店と、お店にも色々とあります。
どのお店にどの状態の服を依頼するかはお客様次第ですが、
出すお店によってシミ抜きの技術、お手入れの技術、考え方など全て違います。
クリーニングに出しても取れないと言われたシミは取れない物と諦めてる方も多いようですが、
お店を変えるとシミは取れるかも知れません
白い服は2~3年もすると色がくすんでくるため、白い服とはそういう物と思ってる方も、
出すお店を変えるときちんとお手入れをしてくれるかもしれません
きちんとお手入れをしてくれるお店に任せると、
10年経っても白い服は白いままで着られるようになります。
そしてこのシャネルも・・・
当店に依頼してくださっていればこんな変色も出ることなく着られたと思います。
もし、たとえ変色が出てしまったとしても、また着られる状態へ復元する事もできます
脇、衿は汗による変色、その他も黄色い変色が出ていましたが、
おそらくタバコのヤニによる変色です。
服には見た目にはわからなくても色んな物が付着しています。
水洗いをすると、洗剤の中に
汚れが溶け出し色んな臭いが
します。
クリーニングを良く利用する方は安心しているのかもしれませんが・・・
クリーニング店の洗いはドライクリーニングが多く、
水溶性の汚れは取りきれず蓄積されています。
一昔前のクリーニングでは、ウールスーツの水洗い、
アンゴラやカシミヤコートの水洗いなんてするお店は皆無に等しいくらいでした。
今ではクリーニング店も日々進化し、色んな加工剤を専門業者が研究し商品化しているため、
昔では考えられないような洗いやシミ抜きができるようになっています
色んなシミ抜き剤、加工剤を勉強し取り入れてるお店と、
昔のまま変わらない方法をしているお店とでは仕上がりに格段の差が出てしまっています。
クリーニング店へ依頼するより家庭で洗ったほうが綺麗になると
お客様からお聞きする事もありますが、そのお客様が利用しているお店が
そういう仕事のお店だったと言うだけ・・・
今、クリーニング業界はとても苦しい状況に立たされています。
原油の価格は下がる事はなく、これからさらに上がっていきます。
ドライクリーニングで使う溶剤は石油系溶剤がほとんどで、
メインとなるこの溶剤の価格が物凄い勢いで上がっています。
その他ハンガー、包装紙なども石油系から作られてる物。
仕入れの価格が2倍、3倍となり多少の値上げではとても追いつけない状態になっています。
お客様に選んでいただけるお店になるよう、シミ抜き、洗いの勉強をするお店が増えています。
クリーニング店はこれからどんどん減少していくと思います。
でも、残ったお店はかなり品質の高い技術のあるお店になると思います。
当店はこの業界のどん底と言われる時期に開業し、まだ3年目です。
お客様に選んで頂けるお店になれるよう、夫婦共々勉強しながら頑張って行きたいと思います。
諦めてる服、クリーニング店で取れないと言われたシミなどありましたら、
一度当店をお試しください^^
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