KRIZIA（クリッツァ）のオーダースーツです。素材は薄手の夏用ウール１００％
グレー系の色は汚れやシミががあまり目立たない色です。
汚れが目立つようになる頃には
かなり汚れが蓄積されています。
ウール素材は、早ければ汚れやシミが比較的取れやすい素材です。
ただし、
汚れを蓄積させすぎて黄色く変色がでたり、
シミを長い時間放置して変色してしまうと、取れないシミや
変色となってしまいます。
今回のスーツは所々にシミ、黄色い変色、ズボンは股下から太もも、膝裏など、
汗になりやすい部分が変色し始めています。
ドライクリーニングでは汗が取れないため、
汗の蓄積が原因で
少しずつ黄色く変色していきます。
こうして変色が出てしまうと、変色していない部分と均一な色合いに戻すのは難しくなります
まだそんなに濃い変色ではないので、今のうちに出来る限り変色を取ってしまいましょう！
と言う事で
ウールスーツの復元洗いです＾＾
どこまで均一な色合いになってくれるか・・・
このスーツはかなり高額なスーツです。
お客様自身も
綺麗
な状態で長く着たいスーツ。
着るシーズン中にも途中クリーニングに依頼し、
こまめにお手入れをしているスーツとの事。
この程度の黄色いシミ、ズボンの変色は、
着用していればさほど目立たないと思います。
見た目はとても綺麗に着られていますが、
ドライクリーニングで取れない汚れの蓄積が
浴槽の洗剤の色の変化で良くわかります。
例えば新品の服の服でも汚れは必ず付着していますので、洗剤を入れた水の中に
付け置き洗いをすれば液は汚れます。
空気中や空気中の水分に溶け込んでるチリやホコリなど、
汚れは着用していなくても必ず付着します。
試着で着られた服などは当然皮脂汚れや汗なども付着しますし、
外に出れば車の排気ガスなど油性汚れも付着します。
服を長く綺麗に着るために大切な事は汚れが目立つ前に落とす事
変色が出る一番の原因は
目に見えない汚れの付着です。
目に見えない汚れが長い時間をかけて少しずつ酸化し変色していくんです。
汗なども乾くと見えないため、このズボンの太もも部分のように少しずつ色が変ってしまうんです。
「そのうち変色する」と言っても
実際に変色してからでないと
なかなか実感出来ませんね
でも、漬け置きした洗剤の汚れを
見ればわかるように・・・
汚れはしっかり蓄積されています
色が濃く変色していた部分は
若干色が違っています。
目立たなくなるよう色補正も
しましたが、完全に均一な色には
なりませんでした。
でも、着用していればわからないレベルにはできたと思います
ここで大切な事は、シミでも同じですが
変色の原因となる汚れや汗を綺麗に洗い流す事で、
シミが濃くなったり、変色が濃くなる心配がなくなるという事です。
このスーツもこのままドライクリーニングを続けいると・・・
黄変はどんどん濃くなり、着られなくなってしまいます
水洗いした事で汗も取れ、臭いもごわつきもなくなり、かなり気持ちよく着ていただけます＾＾
夏物衣料は変色が出てしまう前に汗をきちんと取る！
綺麗に長く着るために大切な事ですね♪
↑
おしゃれ工房You友ブログが気に入っていただけたら
クリックお願いしまぁ～す ヽ(^◇^*)/
無料電話相談受付
０５３－４３９－００５０ までお気軽に
夜１０時頃まで
集配サービスあり＾＾
遠方の方には
宅配サービスも大好評
無料メール相談受付
youyuu@or.tv お待ちしています♪
このスーツはかなり高額なスーツです。
綺麗
「そのうち変色する」と言っても
０５３－４３９－００５０ までお気軽に
youyuu@or.tv お待ちしています♪
