【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

ブランド品お財布クリーニング&シミ抜き)(バーバリーお財布・インクのシミ抜き)

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お財布クリーニング参考価格 2015年 8月現在(税抜き)

今回のバーバリーお財布はシミ抜き、染色で15000円

お財布クリーニング                   4000円~
革付きお財布                       6000円~
ブランド品(ヴィトン、エルメス、シャネルなど)   8500円~ 

同色リメイク(皮革染め直し)              +50%~ 

クリーニングのみ、生地部分の汚れやシミはクリーニング洗って落ちないシミや汚れは残ります。
革部分の色剥げなどはクリーニングでは直りません。
特殊シミ抜き、全体漂白洗いなどは別途お見積りとなります。

革付きのお財布は革をメインに考えて洗っていきますので、革のお財布と金額が同じとなります。

クリーニングで綺麗になりますか?と言うお問い合わせがとても多いのですが、
よく持つ部分などの黒ずみや色褪せは、汚れは落とす事ができても色に変化が出ている場合は直りません。
染み込んだ汚れやシミも革の場合、取りきれない物もあります。

生地の場合は汚れを落とすことで綺麗になりますが、革の場合はよく使われている場合、ほぼ色も変化しています。

カド部分など部分的な色修復は1箇所1000円~、
色が濃いものは使用感と革の質感をを残すよう、全体を薄く補色して濃くする「補色」もできます。


※ ブランド品の場合、クリーニング以上のことをして手を掛けてしまうと、
  メーカーからブランド正規品として見なされなくなります。正規品として使いたい場合、メーカー元へご相談下さい。
  純正品として買い取ってくれない、メーカ元から修理等断られたりしても責任は一切負えません。



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おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友眞吾です。

義母がプレゼントしてくれたバーバリーのお財布ですが・・・
お子さんがぁ・・・( ̄□ ̄;)!!

バック、靴などもお任せ下さい!っと宣伝しているお店に相談してみたけれど、
見た瞬間に「これはできません」と言われてしまったとのこと。

お客さん的には、お任せ下さい、と宣伝していますよね?っと。

これは、洗ったり色が剥げてしまったバックなど色入れしたりすることは出来る、と言う事で、
シミはまた別なんですね。

お財布やバックなどの場合、洗ったりオイルを入れたりなどお手入れはできても色入れはできないというお店もあります。
どこまでできるかはお店に相談してみないとわからないんですね。

あるお店では、このシミは色を乗せて隠していくしかないけど、他の部分と色が変わる、フタ部分全体を染めていくしかない。
全く同じ色にはできないから色が変わる。それでお客様が納得してくれれば・・・との事。

代金はなんと・・・3000円位と・・・これだけのシミが付いていたら服のシミ抜きでももっと掛かるかも・・・?

この場合、2通りの方法があるのですが、質感を変えずシミに色の乗せ隠していく方法はメチャクチャ手間がかかります。
この薄い色に蓋全体を染め直しながら消していっても簡単には消えない・・・

薄い色で濃い色は全体染色でそう簡単には消えていかないから厚塗りとなりペンキを塗ったような光沢や質感に変わってしまうだけではなく、今回は折れ曲がる部分ですので染色するモノによってはひび割れが起きたりします。

そして、バーバリーロゴ部分・・・
色が違ったらロゴの隙間など色を揃えられるのか、ロゴ部分に付いた塗料を綺麗に取れるのか・・・?

実際、この状態の場合、バックやかばんをお任せと宣伝しているお店でもほぼ断られてしまいます。
説明もなく割と安価で簡単に受けるお店の場合は・・・仕上がりにおそらく後悔します・・・

という事で・・・生地部分と革部分をシミ抜きしてから同じ色で染め直しです。

シミ部分しか処理をしていませんので、全体の風合いも質感も変えることなく修復ができました^^

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皮革製品の多くは、シミ抜きをすると色も一緒に取れてしまいます。
なので、部分的に染み抜きする場合はシミの周りと同じ色を作り違和感なく染色し直せないと染み抜きができないので、できるお店はまだまだ少ないと思います。

今回はシミを取らずに染色で隠す方法ではなく、シミをできる限り落としてから染色して直しています。
ただ・・・シミを取りながら革の色も剥がれていくと・・・何と塗装の下が黒!?

4枚目の画像を見て頂くと、革と生地、縫い目の上の色が黒くなっています。
この部分はお客様がご自身で取ろうと拭いているのですが、マジックが残っているのではなくこの色の上にオレンジ系の色が乗せられていたんですね。

なぜ、下地に違う濃い色なんだろ・・・?


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シミ抜き後に違和感なく同じ色で染色して直すのが結構大変になってしまいましたが・・・(汗)

革や色の状態、付いたシミの種類や範囲などにより、
綺麗に出来るものもあれば目立たなくする程度にしかできないものもあります。

革本体が傷んでしまっていたり、シボ(シワ)を拭いたりして伸ばしてしまうと元通りには直せなくなります。

お電話で現物を見ないで取れますか?って聞かれてもお答えができません・・・
メールでご相談の場合でも、写真を添付していただかないとお答えができません。

地元の方でお持ち頂けるお客様は、持ってきて頂ければ見させて頂きますしお答えも確実です。

本体の色が薄く、濃い色のシミが付いてしまった場合、簡単に塗装して隠していくという返事が帰ってき場合は注意。

特に白の場合、なんとなく黄色く変色してきた?って感じのものでも全体塗装では均一な色にするのは結構大変。
ペンキを塗ったような質感になってしまうと、一度剥がさないと直せませんのでやってくれる業者は探しても見つからないくらい少なくなります。

ちなみに、当店では剥がしてからのやり直しは今現在お受けしておりません・・・





 
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