シミの除去率95％以上！しみ抜き専門店　おしゃれ工房You友

新品の服でも水が付いただけでシミになることがありますが・・・
光沢のある服はなりやすいかな・・・シルク、レーヨン、ポリエステルなどなど。

ウールのスーツ、セーターなど毛足のある服はならないというか見えないが正しいか・・・
ツルツルした光沢があればあるほど、わずかなシミでも見えてしまうんですね。

レーヨンはまた違ったウォータースポット現象という膨潤収縮によりシミ状に見える変化が出るのですが・・・
長くなってしまうのでこの辺りはまたの機会に・・・

で、今回は素材というより、汚れが原因かな。
シミや汚れというと、食べこぼしなど付けてしまった物を考えますが、着ているだけでも汚れは付着しているんです。

外を歩けば排気ガスも付着しますし、空気中の湿気に溶け込んだ汚れも付着していきます。
排気ガスの汚れは油性系の汚れなので、ドライクリーニングすることで落とす事ができます。

水溶性の汚れは水洗いしない限り蓄積していきます。
購入して１０年使い、一度も水洗いしていなければ１０年分の水溶性の汚れが蓄積しているんですね。



ここで言う水溶性の汚れとは、空気中の水分に溶け込んだ汚れが水分と一緒に服へ付着します。
すると水分なので繊維の中へ浸透し、乾燥すると水分は消えてなくなりますが水分に溶け込んでいた汚れが残留します。

子供の頃、科学の実験で蒸留水とか作りませんでしたか？
汚れた水を沸騰させ、蒸気を冷まして水に戻して不純物を取り除いて綺麗な水へ！って。

乾燥して水分は消えてなくなるけど、この不純物は水溶性の汚れ（水に溶ける汚れ）として残留しているんです。
この汚れは水に溶けるため、水分を付けるとまた溶け出し、蓄積している汚れの量が多いと水分の広がりとともに汚れが動き、周りに集まる形で縁取ったシミ状になるんです。

分散して見えなかった汚れが集まるためはっきりと目に見えるようになった状態。

なので、ある程度水溶性の汚れが蓄積している服に水分を付着させると汚れが動いて集まり、
目に見えるしみになってしまうということです。

この状態になると雨にぬれても水玉状のシミになるし、もちろんファブリーズを吹き付けてもシミになるんです。
だから「ファブリーズで洗う」という表現ははっきり言って間違い。

汚れは落ちないからシミになるんです。

水溶性の汚れの蓄積による水シミは落とす事ができます。
このジャケットもおそらく今まで水洗いをしていなかったと思いますが、シミと同時に今まで蓄積していた汚れも綺麗に落ちています＾＾

中には、水分により色（染料）が溶け出してしみになるケースもありますが、このパターンは取るのが大変。
動いた色を取る＝色を抜く事になり、水だけで色が動いてしまう服は水洗いするだけで色がかなり落ちたりしてしまうんです。

今回は綺麗に取れました＾＾
汚れの蓄積は色もくすむしある日突然広範囲に変色が出たり着られないほど黄ばんだり、と出てしまうことがあります。

汚れを付けておいて良いことはひとつもありませんので・・・
汚れは綺麗に落としていきましょう＾＾



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