
袖のねじれを直して身ごろを直す前に、
ハンガーに吊るすとどうなる?
とブログ用に一枚パチリと・・・(笑)
着られなくもないけど・・・着にくそう・・・(^^;
数回着て洗ったらこの状態ってちょっとショックですね。
表示は手洗い可なのに・・・。
じゃぁ、クリーニングに出せば大丈夫・・・?
クリーニング店は綿のこのタイプは水洗いすると、
変形する可能性が高いと予測ぐらいはできます。
ではどうするか・・・ドライクリーニングしちゃうんです。
ドライクリーニングと言うのは水分はほとんど含まれていないため、
こうした変形はほとんど出る事がないのです。
縮みや変形が出るのはほとんどがタンブラー乾燥によるものなんです。
ただし、綿の白ですから、ドライクリーニングを繰り返すと色がくすんできます。
汗をかいていれば脇は真っ先に変色します。
基本的に綿素材と言うのは本来水洗いする素材なんです。
最近水洗いを宣伝するクリーニング店も増えてますが・・・
じゃぁ、クリーニング店で水洗いを依頼したらどうなる・・・?
クリーニング店には縮みや変形が出ないように加工する加工剤があります。
それである程度は変形も抑えられますが・・・
変形するものはやっぱり変形します(^^;
表示で手洗い可になっているので、当店だと加工剤なんか使わずに洗っちゃうでしょう・・・。
洗いあがってから・・・(/||| ̄▽)/ゲッ!!!っと思うでしょう

当店の場合、表示は参考にはしますが、
汚れとシミの状態、素材に合わせて洗っていきます。
水洗いをすると、縮みや変形って出るものはどうしても出てしまいます。
縮みや変形、変形する方向をある程度予測し、
それを直せるかどうかを考えてから水洗いします。
変形を直すことができないお店だと・・・
この場合は
メーカー側の責任と言う事で
お客さまにお返しする事になります。
洗濯表示で手洗い可になっているので、手洗いして
変形が出てクレームになってしまった場合、
メーカー側の責任になるのです。
その場合、お客さまに購入したお店へ持ち込んでもらい、購入したお店からメーカーへ送ってもらう形になります。
経験ある方もいらっしゃるのでは・・・?

この変形は誰の失敗?
表示で手洗い可となってる以上、手洗いしての
この変形はメーカー側の失敗と言う事になると思います。
ただ、直す事が出来れば失敗ではなくなるので、
当店ではゲッ!と思っても失敗にはなりませんが(笑)
お客さまに「これは家庭で洗えますか?」と聞かれた場合、
「このカーディガンは大丈夫ですよ♪」
とお答えすると思います。(手洗い可になってるし♪)
プラス「大丈夫だと思いますが、もし着られないほど変形が出てしまったら、持ってきてくだされば直してあげますよ~♪」と
付け加えています♪
ただ、ここまで変形が出てしまうと直すのにかなり手間がかかってしまいます。
今回は脇の変色も出ていたのでシミ抜き共ですが1200円。
手洗い可になっていてこの変形は、
購入してすぐならメーカーに出せば保証してくれると思います。
お客さまにとっては家庭洗いができない事が・・・ゲッ!Σ(⌒◇⌒;) ですね・・・
手洗い程度で出る縮みや変形ならほとんど直せます!
ただ、水に入れた瞬間に縮みが出るものは修正不能の物もあります。
家庭で洗って大丈夫かなぁ・・・?って思うものは相談してみてください^^
相談を受けた場合、当店で水洗いしてみます。
水洗いしてここまで変形が出た場合、まずお客さまに連絡します。
そのまま修正して直すか、クリーニングレポートと共に購入店へ持ち込み、
メーカー側に送ってもらうかをお聞きします。
ここまで変形が出るとメーカー側がきちんと対処してくれると思います。
購入したお店はお客さまとメーカーの間を取持つだけですので、
通常きちんと対処してくれるはずです。
なんか・・・またまたながぁ~い記事になってしまった(滝汗)
ここまでたどり着いた方・・・お疲れ様&ありがとうございましたぁ・・・^^