スーツクリーニング スーツの汗取り

You友 大友 眞吾

2009年08月20日 03:52



お盆休みはいかがでしたでしょうか?

家庭で洗える服を着る事が多かったと思いますが、
家庭では洗いにくい服、洗えない服を着られた方もいらっしゃると思います。

今の時期は汗シミ、変色のご相談がやはり多いのですが、
クリーニングに依頼すれば汗も汚れも取れると思っている方がとても多いです。

ドライクリーニングでは汗を取る事ができません!

何度もブログで同じ事を書いているのですが、
ドライクリーニングと言う物がどういうものか知らない方がまだまだ多いんです。

このスーツの白くなっている部分は生地が汗を吸い汗の塩分が浮き出てしまった状態です。
色が濃い服の場合、こう状態になることも多いですね。

この塩がクリーニングに依頼しても取れずに帰ってくる事も時々あるようですが・・・
目に見えている部分だけを取るだけならドライクリーニングでも一手間かければ取る事ができます。

ただ・・・ここまで汗をかいていなくても脇に大きな汗シミができていたりしている場合、
汗になっているのは脇だけではなく衿はもちろんの事、胸元や背中も汗は付着しています。

ここまで汗をかいてしまったら汗を綺麗に取り除くには水洗いするしかありません。

ただ、汗は染料も侵すため汗を洗い流すと同時に染料も流れ色が抜けてしまうこともあります。

そうならないために汗になったらできる限り早く汗を洗い流す事が大切なんです。

今回ももちろん水洗いをして汗を綺麗に洗い流しました^^


汗をかいてすぐに洗い流しても脇や衿などは色が白けてしまう事があります。

シミが付いた時お絞りや濡れタオルで擦ると色が抜けてしまうのと同じで、衿や脇は擦れるため汗で濡れた状態になると色が抜け白けてしまうんです。

このスーツの上着も脇はかなり白けていました。

こういう場合は染色ではなく色素回復剤で白けを目立たなくしてお渡ししています。



汗は白く塩が噴いているだけならすぐに洗って汗を取り除けばそれほど酷い色抜けが出る事無く落とす事ができます。
このまま時間が経つと汗で染料が侵され脱色してしまったり変色してしまったりします。

夏物衣料は汗を付着させる事無く着る事はできませんのでしまう前の汗取りはすごく大切です。

クリーニングに何も言わず依頼をしてもスーツなどは水洗いをされることはほとんどありません。
最近汗取り依頼で特に多いのがシルク素材の服です。

シルク素材はどんなシミでもクリーニングに依頼しても取れない、あるいは断られてしまう事が多いと思います。
貸衣装店からも契約しているクリーニング店では取れないとの事で依頼を多数お受けしています。

水洗いが簡単にできない服ももちろんあります。
できない服でも衿、袖口、脇など汗が付着しやすい部分をシミ抜きで洗い流す事で変色や脱色を防ぐ事ができます。

大切な服は汗になったらしまう時期までそのまま置いておかず早めに汗を洗い流して下さい。

変色や脱色が出てからだと代金も高額になりますし範囲が広いと綺麗に直せなくなってしまいます。


      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

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