ディオールブルゾン染め直し

You友 大友 眞吾

2009年02月06日 01:18



クリスチャン・ディオールのハーフコートです^^
元の色は薄い青系の色?だったのかな??

よく着られたようで退色しているだけではなく、袖口もかなり傷んでいます。
でも^^ブランド品<クリスチャン・ディオール>なので、出来ればまだまだ着たいですね。

今回は衿と胸ポケット、前立ての茶色い部分はそのままでの状態で残し、
本体を紺色に染め直しと、袖口のゴム取り替えの依頼です。

染め直し、染め替えの依頼はどんどん増えています。
特に濃色の綿製品はどうしても退色してしまうため、染め直しの依頼がとても多いんです。

素材と色によってご希望に添えるもの、添えない物もあり、
かなりリスクがかかる染めになることもあります。


新品の生地を染めるのとは違いますので、一点一点染める前にお客様とよくご相談します。

今回は 「茶色い部分はそのまま残して本体のみを紺色に染める」

さて・・・仕上がりは・・・






本体は紺色に、茶色い部分はそのまま茶色を残して染まりました!ヽ(^◇^*)/

少し伸びていたゴムも取替え、袖口のスレも直して・・・ これでまだまだ着られますね

今回は茶色い部分をそのまま残して染めましたが、
すべての服にこんな染め方が出来るわけではありません!!
と言うより・・・こんな染め方が出来るのはごく一部です


以下、染めのリスク等について紹介しますので、染めを考えられている方は
参考にしてください。

染めることによって、縮み変形、風合いの変化が出たりします。
仕上げ時に修復していきますが、素材によっては縮みや風合いの変化が直しきれない物もあります。

着られない状態になってしまったものはありませんが、新品時のコートと同じ状態には仕上がりません。

新品でどこも傷んでいない生地なら綺麗に染まりますが、服に縫製され、着用しスレる部分など
傷みがあったり、紫外線による焼けや酸化変色が出ているものは生地も必ず傷んでいます。

脱色がひどく出ていると均一に染まらなかったり、スレや傷があるとその部分だけ濃く染まったり
焼けや変色が出ている場合は染料で染まりにくくなっている場合もあります。

染まらない部分が出た場合、吹き付け染で部分的に修正して目立たなくしていきますが、
その場合、多少色ムラになることもあり、完全に均一な状態にはできません。

染め依頼の場合、服の状態も素材もデザインも一点一点すべて違いますので、
現物を見てからお客様に詳しくお伝えさせてもらっています。

当店はクリーニング店で、染めは本業ではありません。
一旦染めに入ると付きっ切りで2~3時間はかかる作業になります。

通常業務中はお客様の接客もしますし、服を洗い仕上げています。
染料が飛んで他の服についたりしても困りますし、手に染料がついた状態での接客も
出来ませんし服も触れません・・・。

ですので染めの場合、日曜祭日のお店のお休みを利用し染めています。
染めの依頼が増えてきたため、現状ではどんなに急いでも1ヶ月以上はかかってしまいます。

一点ずつ染めていきますのでどうしても時間がかかってしまいます。
染め替え、染め直しご希望の方は申し訳ありませんがよろしくお願いします。


      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 




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