しぼり浴衣の汗取り
北京オリンピックも終わり
秋の気配も感じるようになり・・・
なんだか寂しい気持ちに
北京オリンピックの閉会式
すごかったですね^^
いったいどれくらいのお金が
かかってるんだろう・・・?
なんて考えちゃいます(笑)
暑い夏に着た浴衣は
きちんと
汗取りしましたか?
浴衣は肌に直接着るから必ず生地が汗を吸っています。
クリーニングに出したから汗が取れているとは限りません
浴衣はドライクリーニングされる事が多いんです。
それは何故かって・・・色滲みが出たりまとめて洗うと他に移染してしまったりするからです。
オーダーで作られた浴衣などは洗い表示が付けられていないものが多く、
その場合、ドライクリーニングされる事がほとんどです。
特に今回のような絞りの浴衣。
機械洗いすると絞りが伸びてしまったりシワになるとアイロンがまともにかけられないため、
シワにならないようほとんどの場合ドライクリーニングされます。
でも、
汗を吸っている浴衣をドライクリーニングしても汗は取れません。
汗を取りたいのにドライクリーニングされたら意味がないんです。
絞りは水洗いすると少しずつ絞りが緩んでしまいます。
できる限り絞りを緩ませないよう、シワを作らないよう一点手洗いしていくしかないんです。
手間はかかりますが変色が出ないよう、来年もまた気持ち良く着て頂けるよう、
当店では浴衣は全て水洗いさせてもらっています。
右画像は
単品で手洗いしているところです。
洗いあがりも、絞りがほとんど緩む事無く洗いあがっています^^
基本的に綿製品は絞りにしても
プリーツにしても、水洗いをすると緩んでしまったり線が消えたりしてしまいます。
ウール、シルク、綿麻のプリーツスカート等、
雨に濡れただけで折り目が消失してしまう物もあります
衣類の場合、ポリエステルが
50%程度混紡されている物を選ぶと、プリーツは長持ちするようになります。
絞りの浴衣の場合、以前はドライクリーニングをするか水洗いをするか、
お客様に選んでもらっていました。
あまり汗になっていない物、短時間の着用の物等はドライクリーニング、
汗になったとお受けするものは水洗いと分け、金額も分けていました。
ただ、こうしてブログで
汗取り、汗の変色取りを紹介するようになって、
絞りの浴衣の汗の変色取りも数多く依頼されるようになりました。
服の場合だと温度を掛け漬け置き洗いをしていくわけですが、
同じ作業をすると絞りが緩んでしまったり、色滲みや移染、退色が出てしまったりします。
やはり汗になる時期に着る物だし、
変色が出てから取るより出ないようにするのが一番
手間はかかりますが絞りの浴衣も全て水洗いする事にしました。
※絞りの浴衣の水洗い:4500円 藍染めの浴衣の水洗い:4000円
浴衣の場合、ドライクリーニングならまとめて洗い、シワにもならないため仕上げも簡単ですが、
水洗いは洗いから仕上げまでかなり手間がかかる仕事になります。
汗になった浴衣を依頼する場合、水洗いを指定して依頼するか、
水洗いをしてくれるかどうかを確認してから依頼するほうがいいと思います。
汗による変色が出ないようクリーニングに出す場合、
ドライクリーニングされても意味がないということを覚えておいてください。
これは浴衣に限らず、服でも同じです。
汗になった服でも、クリーニングから帰ってきたときに確認しても変色は出ていません。
変色が出るまでには時間がかかるからです。
夏物衣料で服が着られなくなる一番の原因は汗による変色です。
しまう前だけは金額だけにとらわれず、
きちんと汗処理をしてくれるお店へ依頼する事が大切です
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