セオリーの綿キュロットです。色はベージュ。
お茶をこぼしてしまいクリーニングに依頼し、受け取った時はシミが目立たないくらい
うすくなっていたのに、はこうと思った時にはシミがかなり濃く浮き出ていたとの事。
これって結構厄介と言うか、見積もりを出すにしてもちょっと難しいパターン
何が厄介かって、クリーニングに依頼してうすくなったものが濃く浮き出てきたって事。
お茶のシミが取りきれず酸化して濃くなったものなのか、
クリーニング店で何かシミ抜き剤をつけ、そのシミ抜き剤が変色した物なのか・・・
お茶のシミが付いただけの物なら問題なく取れると思うのですが、
シミ抜き剤などが残っていて変色したとなると結構取れにくい物が多いんです。
しかも綿素材でうすい茶系って色も抜けやすいから・・・
取れにくいシミとなると地色もかなりうすくなってしまうこともあります。
しかも今回のケースはクリーニング店でどんな処理をしたのかもわかりません
ただ、水洗いをしてうすくなったものなら、後でシミが濃くなることってあまりないと思います。
あまりないと言うのは・・・
お茶に含まれる成分により水洗いしても取れず、時間が経つと浮き出てくる物もあるんです。
その成分とはお茶以外でもよく付いてしまうとても身近な物なんですよぉ・・・
カテキンって聞いた事ある方も
多いと思います。
ダイエット食品にも使われ、殺菌力もあるとして洗剤などにも使われたりしています。
お茶にはカテキン、
ワインにはタンニン、
そばにはルチン、
コーヒーにはクロロゲン酸など、
これらは総称して
ポリフェノールと呼ばれます。
クリーニング店だとこれらのシミはポリフェノール系とは言わずタンニン系のシミと言います
水洗いしても取れないタンニン系のシミはものすごく取れにくいと
されています。
ワインを飲んで感じる渋みは、ワインに含まれている
タンニンによるものです♪
この
タンニンは水溶性で水に溶けますが、乾燥し時間が経つと不溶性のものへと変化します。
不溶性のものへ変化し繊維と結合してしまうと・・・ものすごく取れにくいシミとなってしまうんです。
これは水洗いしても漂白をしても取る事ができません。
取るとなると・・・ものすごく手間のかかるシミ抜きとなってしまいます。
ワイン、お茶のシミをそのまま放置、あるいはシミ抜き依頼してもドライクリーニングしかされない物は、タンニンが不溶性のものに変わってしまい取れないシミとなり、
最初は目立たなくても濃く浮き出てきて着られない服へとなってしまいます。
今回はタンニン系のシミが浮き出てきた物ではないと思います。
何か・・・はわかりませんが・・・
シミ抜き段階でタンニン系のシミはシミ抜き剤を付けたときの反応でわかります。
お茶、ワイン、コーヒーなど、良く付いてしまうシミだからと思いますが、
もっとも取れにくいシミとよく言われます。
でも、付いてすぐの物ならそれほど取れにくくないシミなんです。
シミ抜きをしない、できないお店へ依頼してしまうとそのまま熱を掛けられ仕上げられるため、
付いてすぐでもかなり取れにくいシミにされてしまいます。
特に今の時期だと浴衣、綿麻のブラウスなど、
プレス機で熱を掛けられながら何トンもの圧力を掛けられ仕上げされます。
簡単に取れるシミでもこの作業をされるとものすごく取れにくいシミへと変わってしまいます。
シミを取りたいと思ったら・・・とにかくシミ抜きをしてくれるお店へ依頼する事!
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